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【事故防止】【保険を考える】遅刻は本当に「悪」なのか?

皆様こんにちは。

今回は、皆様も一度は?「遅刻」を経験をしたことがあると思います。

遅刻と保険には、何の関係ないと思う方もいらっしゃるかと思います。

しかし、遅刻をすると思って焦ってしまい、事故を起こしてしまった…。

保険を使わなくてはいけない…というようことになる可能性があります。

保険の見直しや新しい保障を検討したいと思っていても、遅刻をしていては考える余裕もありません。

そんなこんなで、今回は「遅刻」を題材にしていきたいと思います。

よくある?遅刻理由と日本文化

一言で遅刻と言っても、様々な遅刻があると思います。

・病院受診の為に事前に「わかっていた」遅刻

・交通事故やトラブルに巻き込まれた、「避けようがなかった」遅刻

・単純に寝坊をした等の自己責任による遅刻

一般的に、遅刻の中で気が焦るのは、単純な寝坊だと思います。

起きたら始業時間10分前!!

一旦時計を見て驚き、携帯に鬼のような着信履歴が入っているのを見て、

そっと画面と目を閉じ、夢であれ…と布団に包まりたくなる気持ちもわかります。

しかしながら、現実だからどうしようもありません。

ドラマだけの話でなく、現実にも十分に起こりうることですし、経験のある方も多いはずです。

では、遅刻がなぜダメなのか?を考えていきましょう。

人により考え方が様々ですので、あくまでも一つの意見として受け止めていただければ幸いです。

日本人は「遅刻」に厳しい!?

日本人は、「時間」に対して厳しい文化であることは、皆様も感じているかと思います。

海外のように電車が10分、20分遅れることが当たり前、なんなら電車が来ないこともある…というようなことは、日本では起こりえません。

それは、日本人特有の性質が大きいように思われます。

幼稚園や保育園、小学校の時に先生から徹底的に「時間を守ること」を教え込まれます。

【〇時になったから給食の時間。〇時になったからみんなで歌を歌います。チャイムがなったから昼休み終了等々…】

しかしながら、「時間を守ること」について「なぜ守らなければならないのか?」という理由まで教えてもらうことは少ないように思います。

「個人」に重きを置く海外とは違い、日本人は「規律・ルール・団体」を重んじる性質です。

「みんなが守っているから。みんなに迷惑をかけるから。それがルールだから」

このような下手な伝え方であれば、なぜ守らなければならないのか?の答えにはならないように思います。

たまに、こんな極論を出す方もいらっしゃいます。

(学校生活風)

「みんなが時間を守らず、無秩序になればとんでもないことになる!授業開始時間に先生は現れず、宿題の提出期限も守る人なんていなくなる!それでは、教育が崩壊してしまう!!」

これはあまりに極端な話かもしれませんが、例で挙げたようなことが日本で起こっているなど、ほとんど聞いたことがありません。

海外に目を向けてみましょう。

先生は時間通りに授業を始め、課題の提出期限も時間でしっかりと区切る。1秒でも遅れたら受付をそもそもしない。授業に出る出ないも自由であるが故に、責任も個人にある。という考え方が一般的だとか…。

遅刻がなぜダメか?パート1

ネットで「遅刻 ダメ 理由」と検索すれば、様々な意見を書かれている方がいらっしゃいます。

逆に某掲示板の元管理者の方は「遅刻を許容できない人は忙しくない人」とも言っていたとか…。

どれが正しくて、どれが間違っているとは言えませんので、こちらには、私個人の意見を述べさせていただきます。

 

 

私は、遅刻は「NO」と考えています。

理由は、4つ。

①「常習的」に、個人の責任による遅刻を繰り返す人は信用度が低くなる

②遅刻をすることで、遅刻した本人が受けるデメリットが「日本社会においては」大きい

③タスク処理が間に合わなくなる

④日本人だから

なぜ遅刻はダメなのか?パート2

①「常習的」に、個人の責任による遅刻を繰り返す人は信用度が低くなる

仕事上、リスケ(スケジュール調整)がうまくいかず、アポイント時間が押してしまうことは、少なからず起こりえます。

相手が自分の都合に合わせて動いてくれる可能性が多少はあるとしましょう。

しかし「緊急的」な理由ならまだしも、「個人の過失」による責任が大きいもの(寝坊など)は、「しょうがないよね」と許容してくれる状況になりにくいです。

さらに、繰り返し同じ失敗(緊急性の低い個人の過失)をする人に対して、

される側は、「私は、相手に重要な人と認識されていない」といった感情を抱きます。

人間は、どうしても感情で行動してしまうことがあります。

それが合理的でない、機械的に処理したほうが良いとわかっていても、感情に重きを置く生き物です。

そのため、自分を重要と認識していない人に対して、自分も重要視する必要はない=信用に値しない

という感情になる方が、ここ日本においては多いのが現状です。

「信用を無くしてしまう」ということが私が遅刻は「NO」と考える一点目の理由です。

 

②遅刻をすることで、遅刻した本人が受けるデメリットが「日本社会においては」大きい

これは日本特有ともいえることで、人により感じかたが違うためデメリットではないと思われる方もいらっしゃるかと思いますが…

私個人が感じていることとしては、日本では、「時間=守るのが当たり前」という認識が根強いです。

併せて、時間を守れない=信用ができない=社会人として一人前ではない

という考え方が一般的かもしれません。

そのような考え方が根付いている以上、極論ではありますが、働くためには

・時間を守るという固定概念を壊した企業を立ち上げ

・従順に時間を守る

この2つの選択肢に絞られていきます。

・「時間を守るという固定概念を壊した企業」でいえば、

約束の時間に遅れるのは当たり前、納品日は遅れに遅れ、いつ出荷するかもわからない。

照会の為に会社に連絡しても誰も出ない。

といった超独創的企業を立ち上げ、自社ブランドを確立することができれば、「遅刻」という固定概念からの脱出も目の前です。

文章だけでみれば、またまた大げさな!と思われるかもしれませんが、超日本人的思考を持つ私にとって、そのようなこともありえなくはないのだろうと思ってしまうのです。

・「従順に時間を守る」でいえば、今まで通りに過ごす。ただ、時間をちょっと気にする。ただそれだけです。

時間を守らないことで受けるデメリットとメリットを相対的に比べたときに、

私はやっぱり時間を守ったほうが良いように思うのです。

個人の資質問題

③タスク処理が間に合わなくなる

タスク(仕事・作業)の処理、これは個人の能力の問題です。

私のように超絶平凡サラリーマンでは、一瞬の遅刻が生死を分けてしまいます。

前日に予定していたことや、一週間の予定が全てずれてしまい、目の前のタスクを片付けることで手一杯。

考えながら仕事をするなど、そんな余裕はなくなってしまいます。

圧倒的な能力を持ち、通常1時間かかるであろうタスクを5分程度で済ますことができるのであれば

多少の遅刻は何の問題もないことでしょう。

しかしながら、社会を支えているのは、99%の凡人です。

凡人は、凡人のやり方でしかやり遂げることができないのが事実です。

 

④日本人だから

ここまで、つらつらと記載していきましたが、つまるところ、結論はここになってしまいます。

「郷に入っては郷に従え」という言葉もあるように、

日本人である以上、日本で生活する以上、「日本人らしい」生活を送らなければ、「輪を乱す」という抽象的なデメリットを被ってしまいます。

それならば、ちょっと早く寝て、ちょっと早く起き、約束の時間に間に合うようにする。

ただそれだけで、デメリットを被ることもなくなるのではないでしょうか。

遅刻してしまったら

「遅刻」は誰もがしてしまう可能性のあることです。

しょうがないことではありますが、大事なのは遅刻した後です。

反省はすることは勿論でしょうが、今後は同じ失敗がないように気を付け、誠意を持ってご迷惑をかけた相手への謝辞を述べること。

また、任せられた業務やタスクに、より一層精力的に取り組むことが何よりも大事であると言えるでしょう。

時間を味方に

遅刻をしてしまうと、一日の業務が時間に追われてしまい、なにもかもうまくいかなくなってしまうこともあるでしょう。

これは保険でもいえるところで、自動車保険の補償内容を「時間がないから」とないがしろにしていると、いざという時に補償がでないということもあるかもしれません。

また、最近ご相談を頂くことの多い変額保険においては、「時間を味方にする」ということが非常に重要です。

時間を味方にすることで、リスク軽減することにも繋がりますし時間をかけてお金を育てていくことにもなります。

まずは、しっかりと考えることのできる時間を確保するために、余裕を持った計画を立てていきましょう。

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