1. HOME
  2. コラム
  3. 保険の基礎知識
  4. 家計の大ダメージを補う「収入保障保険」

コラム

COLUMN

保険の基礎知識

家計の大ダメージを補う「収入保障保険」

皆様こんにちは。本日は、最近TVCM等で見かけることも多くなった、「収入保障保険」についてお話ししていきたいと思います。

中には、「そんなものはいらない。だって傷病手当金(給与の2/3が給付される)があるのだから」という方も、もちろんいらっしゃるかと思います。

考え方はそれぞれありますし、何が間違っていて、何が合っているかはないと思いますが、私個人としては、必要なものであると思います。

例を挙げて考えてみましょう。

【夫29歳(正社員) 妻29歳(正社員) 息子1歳9か月 3月自宅新築予定】

このような家族がいたとします。

夫に聞くと、「亡くなったときは住宅ローンもなくなるし、遺族年金も少なからず支払われるので、そこまで心配はしていないです。」と。

奥様は、「亡くなることはなかなか考えにくいけど、住宅ローンがなくなるのは大きい。遺族年金が支払われるのであれば、なんとか生活はできるかもしれない。私も働いているし大丈夫かな」

息子様 「ママ!ひこーきー」…。

果たしてこのような家族に収入保障保険は、本当に必要ないでしょうか?

 

上記記載のご意見は、よく私たちが皆様からお聞きするお言葉です。

確かに仰ることはもちろんですし、間違いではないと思います。しかしながら、考え方を変えてみると…

 

・最近は、ご夫婦でお仕事をされているご家庭を多くお見受けします。果たしてご主人様だけの保障で大丈夫でしょうか?最近は、奥様もお仕事をされているご家庭も非常に多いですよね。

 

・「亡くなったとき」を主に考えていますが、本当に必要なのは、「働けなくなった時」の保障ではないですか?

最近は医療技術が目まぐるしく進歩しています。昔みたいに、罹患=死ではなくなっています。その中で、お亡くなりになったときに備えるのも必要ですが、現在の仕事が今まで通りにできなくなった時の保障をしっかりしておく方がよいのではないでしょうか。

 

・傷病手当金も1年6か月経過しなければ給付されないということも踏まえた上で、貯蓄だけでやっていけそうですか?

1年6か月の間に治療費も、もちろんかかってきます。その間の生活費はどのようにしましょう。奥様にさらに働いてとも言えません。ご両親様に頼るとしても限界があります。

そんな時にどうしますか?

・独身だから必要ないよ

では、病気に罹患してしまい働けなくなった時の生活費は、誰が補ってくれるのでしょうか?

 

このように、実際に考えていくと、収入保障保険って必要なんじゃないか?と思われる方も多いかと思われます。

保険を考える上で、「生活に経済的ダメージを与える金額の大きい順でより手厚く保障していく」という考え方があります。

働けなくなった時で考えると、本当に大きな経済的ダメージかと思います。

その一方で、医療保険で言えば、最近は高額療養費で補えるから、そこまで必要ないかもしれない。そもそも入院期間が短くなってきているのだから、入院一日当たりの金額を大きくするより、診断された場合に大きな金額の一時金がもらえたほうがいい。という考え方もあります。

考え出すとキリがないですが、そのような「これってどうなんだろう?」といったお悩みができてきた際は、ぜひご相談くださいね(^o^)

コラム