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コラム

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保険の基礎知識

リスクへの備え 貯蓄と保険の違いは?

あなたは保険が必要だと思いますか?

もしもの経済的リスクに備えるなら、貯蓄でもいいのでは?と思われる方もいるでしょう。

たしかに貯蓄も大事な備えではありますが、貯蓄と保険ではその役割が大きく異なります。

貯蓄は「将来必要になるお金」を備えるのに適していて、生命保険は「予測できない急なお金」を備えるのに適しているのです。

貯蓄で備えるもの

貯蓄の場合、収入から貯蓄に回せる分のお金を少しずつ積み立てて貯めていくのが一般的です。

基本的に、どの世帯でも月々貯蓄に回せるお金は限られているため、積み立てを始めた直後に大きな金額を確保することは難しいでしょう。

目標の金額に達するのに時間がかかってしまうので、もし貯めている途中で不測の事態が発生した場合、問題解決のための資金が足りないということにもなりかねません。

よって貯蓄は、子どもの教育費やマイホーム購入資金など「この時期にこれだけの金額が必要」という目標に向けて、計画的に資金を準備するのに向いているといえます。

積立を続ける期間が長いほど金額が右肩上がりに増えていくことから、「貯蓄は三角」といわれています。

保険で備えるもの

これに対して生命保険は、加入した直後から契約した金額の保険金を受け取ることができます。

病気やケガ、世帯主の死亡などはいつ起こるかわからないうえ、備えるべき金額も大きくなります。

こうした予測不能な事態が明日起きたとしても、まとまった資金を用意することができるのが保険なのです。

貯蓄ではカバーできない大きなリスクであるほど、保険で備える意味が大きくなります。

期間に関係なく大きな金額を用意できるため、「保険は四角」といわれています。

病気やケガ、いつ発生するか想定できないものです。

自分がいつ亡くなるかについても、あらかじめ知ることはできません。

リスクに貯蓄で備えようと思ってはいるものの、いざという時に充分な蓄えがない場合、その時は貯蓄でどうにか解決しても、その後のお子様の進学や老後資金など、家族のライフプランに大きく影響してしまいます。

そのため、万が一のリスクの備えには、生命保険が適しているといえるのです。

保険はいつ入るべき?

生命保険に加入したほうがいいとは思っていても、「まだ若くて健康だから、もう少し後でもいいかも…」「結婚してから加入すればいいかな…」などと、加入を先延ばしにしている方もいるかもしれません。

たしかに、自分が亡くなった時に経済的なリスクを負う可能性のあるパートナーや子どもがいなければ、死亡保険についての必要性はそこまで高くないかもしれません。

では、医療保険についてはどうでしょう。

若くても病気やケガの可能性がないとは言えませんし、いつ見舞われるかの予測はできません。

もしも、医療保険に未加入で貯蓄額も十分でない状態で長期の入院や高額な治療が必要になった場合、入院費や治療費の支払いが出来なくなったり、生活に困ったりしてしまう可能性があるのです。

また、「病気のリスクが高まる年齢になったら、医療保険に加入しよう」と思っている方もいるでしょう。

しかし、医療保険に加入しないうちに病気やケガをしてしまったら、今後のためにいざ医療保険に加入しようと思ったときに加入できない可能性もあります。

というのも、医療保険の申し込み時に持病があったり直近で入院歴があったりする場合、そのことについて正しく告知していただく必要があり、告知の内容によっては保険に加入できない、もしくは、加入できたとしても特定の病気や体の一部について補償の対象外になってしまうことがあるからです。

今のうちから備えておきましょう

いずれ医療保険に加入しようと思っているならば、できるだけ先延ばしにせず若いうちに加入していたほうが安心です。

また医療保険も死亡保険も、契約時の年齢が若ければ若いほど月々の保険料を安く抑えられるというメリットもあります。

生命保険とは、健康な時にこそ検討をしておくべきものなのです。

「健康なときに保険に加入しておいたほうがいいのは分かったけど、どの保険に入ればいいの?」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんなときはエール保険にご相談ください。

様々な商品の中から、ご不安や心配事に合わせた商品を設計いたします。

どうぞお気軽にお近くの店舗(霧島本店・姶良支店・川内支店・鹿屋支店・鹿児島支店)までご連絡ください。

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