自動車保険における限定条件?~車を運転する人は決まっていますか?~
さて、今日は自動車保険についてのお話です。
そのお車は誰が運転されますか?
みなさまは自動車保険の中に、「運転者の範囲」「運転者の年齢条件」というものがあることをご存知ですか?
保険の対象となる車を運転する方について、誰が運転できるのか、何歳の方が運転できるのかなど、いわば「条件」を決めるものです。
東京海上の自動車保険では
【運転者の範囲】
・本人限定
・本人夫婦限定
・限定しない
【運転者の年齢条件】
・年齢問わず
・21歳以上
・26歳以上
・35歳以上
という条件から、ご自身に合ったものを選んでいただくことができます。
ちなみに・・・
運転者を限定(「本人限定」「本人夫婦限定」)している場合、限定された以外の方々は保険の対象となりません!
一方・・・
年齢条件を指定された場合、同居の方にのみ年齢条件が適用されるため、別居であれば何歳の方でも補償の対象となります。
上記の2つの条件を掛け合わせて、保険をかけるお車を運転できる方の範囲が決まるというわけです。
例えば・・・
①ご夫婦(夫36歳、妻29歳)しか運転しない場合・・・
本人夫婦限定の26歳以上限定であれば、お2人とも補償の対象となる。
②普段はご本人(48歳)しか運転しないが、たまに別居のお子様(19歳)が運転する場合・・・
運転者限定をせず、35歳以上限定であればお子様も補償対象になる。
③今までは夫婦(どちらも60代)のみ運転していたが、同居の孫(18歳)が免許取得により運転する場合・・・
運転者の限定をせず、全年齢補償であればお孫さんも補償対象となる。
すこ~し、イメージが掴めましたでしょうか?
なかなか難しいですよね・・・
条件を決めることで何が変わるの?
こうした条件を決めることで、保険の対象となるお客様を限定できるため、保険料が節約できる可能性があります。
いま一度、ご自身のご契約も確認してみてください。
文面や口頭でご案内を差し上げる場合、いろいろな情報が一度に入ってくるため、ちょっとわかりにくいなと思うかもしれません。
保険の更新時期にお送りしております更新案内やドライバーカードなどに記載されている図でも、ご自身の保険の限定条件を確認していただけます。
こちらもぜひお役立てください。
今回は運転者の限定条件についてお伝えしました。
自動車保険にはその他にもいろいろな補償や特約がございます。
また別なコラムで紹介させていただきますね!
また、ドライブレコーダーについてのコラム
●ドライブレコーダーの必要性って?
●親の車に保険会社のドライブレコーダーを付けた理由
についても、是非ご覧くださいませ。
自分の補償はどうだったかな?補償内容の見方がわからないな・・・等のご質問等がございましたら、
エール保険(霧島本店、姶良支店、川内支店、鹿屋支店)までいつでもお問い合わせくださいませ!