子供の運転免許取得時には自動車保険も確認・見直しを
みなさん、ご自身の運転免許はいつ取得されましたか?
高校卒業の際や大学在学中など、進学や就職を前に取得された方が多いのではないでしょうか。
また、引っ越しや結婚などのライフイベントがあるときに取得される方もいらっしゃると思います。
我が家でも下の子供が18歳になり、現在自動車学校に通っています。
子供の高校卒業時というと、就職や進学を迎えるための準備等で、一番お金がかかる時ではないでしょうか。
そんなお金の心配への参考になればと、我が家の子供たちが運転免許を取得するための自動車学校にかかったお金と時間をご紹介したいと思います。
【それぞれの選択・自動車学校】
我が家には、大学3年生の息子と、高校3年生の娘がおります。
それぞれの運転免許取得において、どのように自動車学校を選んだかについて紹介します。
~息子の場合~
息子は大学1年生の夏休みに帰省し、実家から自動車学校に通いました。
大学の夏休みという限られた時間での取得が必要だったため、夏休み期間内で確実に卒業できることを条件に自動車学校を選びました。
入校初日に訊かれたのが、『原付免許を持っていますか?』です。
息子は高校3年間を自家用車による送迎で通学したため、原付免許は持っていません。
次に取得する免許の種類について『マニュアル(MT)とオートマ(AT)限定どちらにしますか?』と確認されます。
就職先によっては業務でMT車を使用するため、AT限定の免許だとMT免許を追加取得する必要があるという話をきいたことがありました。
そのため、【原付免許なし・MT普通免許】を選択しました。
自動車学校へ支払う教習料は30万ちょっとで、実際に自動車学校に通った期間は20日ほどです。
限られた時間で自動車学校を卒業する必要があることを事前に相談していたため、先生方の懸命なご指導もあり、ほぼ最短で自動車学校を卒業することができました。
本免許は現住所のある大学進学先で取得し、無事に交付を受けることが出来ました。
~娘の場合~
一方、娘はというと。。。
幼いころは三輪車にも乗れず、中学校の入学翌日に娘が自転車通学出来た事にほっとして涙が出た、そんな思い出がある娘です。
親としては心配もあり、教習車で『実生活で運転することになる主要道路を運転させてもらえること』が自動車学校を選択する最大の条件でした。
息子と同じく、もちろん原付免許は持っていません。
娘の場合、迷いなくAT限定を選択しました。
AT限定のため教習料はMT免許より少し安く、28万ちょっとでした。
自動車学校に通い始めて2ヶ月が経過しておりますが、本人曰く『早く卒業させられても事故したら困る~』とまだまだ心配な様子で、いまだにコツコツと自動車学校に通う日々を過ごしております。
そんな娘から、自動車学校での構内実車2日目にラインでメッセージが届きました。
『今日はおいしいものが食べたいです』
母親としては「どうした?どうした・・・??」と心配になります。
理由をきくと、教習車の左後ろを大きくこすってしまった、とのことでした。
『先生、ブレーキは・・・(涙)??』と、先生がブレーキを踏んでくれたらこすることはなかったのではないかと、そんな思いで私の頭の中はいっぱいでした。
そんな私の心を知ってか知らずか、娘は『先生ね、ブレーキ踏まない主義なんだって~。何でこすったんだと思う??って言ってた~』というのです。
事故をしないためにはどうすればいいか考える機会になったのか、それからはありがたいことに教習車をこすることはないようです。
『車ってぶつけるとすごい音がした~』と、娘にとって貴重な体験をさせていただきました。
息子はすぐに自動車学校を卒業しましたが、こちらは卒業までもう少し時間がかかりそうです。
【自動車保険も見直しを】
まだまだ免許取得の見通しがつかない娘ですが、無事に免許取得ができた暁には、我が家の自動車保険も見直しが必要です。
自動車保険の多くは「主に運転する人」からみた続柄や年齢で運転者の条件を限定することで、保険料が安くなる仕組みになっています。
現在ご加入の自動車保険に運転者を限定する条件がついている場合、お子様が運転する車に運転者の限定がされている場合、保険では補償されないことがあります。
お子様がお車を運転される際は、事前に任意保険の補償内容の確認をされることをお勧めします。
特に注意が必要なのは以下のようなケースです。
・運転者限定がついていないか(本人限定、夫婦限定、家族限定など)
・運転者の年齢条件が何歳以上になっているか(同居の親族や別居の子供など条件が異なります)
・契約上の被保険者と実際の運転者が違っても補償されるのか(保険会社によっては補償されない商品もあるようです)
子供の人生において、自動車運転免許は大事な資格取得です。
もちろんお金もかかりますが、運転免許証は身分証明書としての役割もあります。
また、免許取得したからには安全に運転する義務があります。
子供のこれからの人生のために、また親としての責任を果たす意味でも、しっかりとした補償に加入し、相手に対する賠償はもちろん自分自身のケガにも備えることが大事ではないでしょうか。
現在、エール保険事務所では、霧島本店・姶良支店・鹿児島支店・川内支店・鹿屋支店と、県内に5つの支店があります。
免許を無事に取得できた嬉しさのあまり、子供さんがどこそこ出かけてしまったとしても(笑)、万が一の事が起こってしまった際は、現場近くの支店からの現場急行・事故対応が可能です。
自動車保険の補償内容について気になる際は、まずはお近くのエール保険事務所の各支店までお気軽にご相談下さい。