【自動車保険】危ない!自分の車が動物と接触したら?
今回のコラムは川内支店からお送りします。
山道を運転していたら、道路わきに鹿がいて怖かった!
ぶつかっていたら、車の修理代は保険から出るの?
お客様より、保険の更新手続きの際に頂いたご質問です。
そういえば私も1年ほど前、昼間に自宅近くを車で走っているときに、何かが並走しているな…と思ってチラリ横を見ると、なんとウリボウだった!ということがありました。
春先になると、近所でイノシシ親子を見かけたり、シカの鳴き声が聞こえてきたり。
私の場合、そのような野生動物が身近に暮らしている地域に住んでいるためか、動物を見かけてもあまり気にしていませんでした。
しかし考えてみると、山道や高速道路を夜間走行中に野生動物に出くわしたというお話を耳にする機会が増えたように感じます。
最近では【タヌキ】や【イタチ】などの小動物だけでなく、【シカ】や【イノシシ】といった大型の野生動物に出くわしたという話もよく聞くようになりました。
鹿児島県が行った2020年度の調査では、イノシシ、シカの推定個体数は、前年度に比べるとイノシシは4000頭増えて5万5000頭、シカは、8000頭多い4万6000頭との発表がありました。
【イノシシ、シカ増えてます 推定数 長期的には減少傾向へ 減った鳥獣被害額 2割減の4.5億円 鹿児島県内・20年度】(南日本新聞HPより)
1年でこれだけ増えているということは、私達がシカやイノシシに遭遇する確率が上がっているということになりますよね。
車の運転中に野生動物が飛び出してきたことにより接触事故となることを、通称『ロードキル』といい、実際にロードキルの被害にあうケースが増えてきているとの事です。
もし大型の野生動物と衝突してしまったら、どうすればいいのでしょうか。
一緒に考えてみましょう!
初期対応は何をすればいい?
まずは、警察へ連絡しましょう。
交通事故を起こした場合については、道路交通法72条で「警察に事故の報告(日時・場所・事故の程度)をしなければならない」と規定されている為、動物との事故であっても報告が必要となります。
大型の野生動物と衝突した場合、動物が怪我をすることは容易に想像できると思いますが、ひどい場合はドライバーや同乗者が怪我をしたり、車両自体に傷や凹みができたりと、こちらも大きな損害を負うことになると考えられるでしょう。
そんなとき、自動車保険の任意保険に入っていれば、様々な補償が受けられます。
保険ではどのような補償が受けられる?
お怪我の治療費などについては、人身傷害で補償されます。
お車の損害については、東京海上日動火災保険の車両保険では、オールリスクタイプで補償されるのはもちろん、エコノミータイプ(2021年4月始期以降のご契約)にご加入の場合でも、動物との衝突は補償の対象となります。
ただし車両保険にご加入していない場合は、車の修理費用は全額自己負担となるため、注意が必要です。
加入中の保険の内容を確認しましょう
今回は野生動物との事故にあったら?ということについて考えてみましたが、そのような事故以外にも様々な状況で事故は起こります。
ご加入の保険は、どのようなときに補償がされるものですか?
自分の加入している保険の内容がいまいちよくわからない・・・
案内をしてもらったときは納得して入ったはずなのに、よく覚えていない・・・
そんな時は、エール保険事務所(霧島本店、鹿児島支店、姶良支店、川内支店、鹿屋支店)までご連絡ください。
【もしも】の時のための保険です。
ご自身の自動車保険の補償について、再度ご確認されてみてはいかがですか?