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【自然災害】東日本大震災の余震から考えること

2月13日、東北地方を再び強い地震が襲いました。
被害を受けられた皆様に心からお見舞い申し上げます。

今回の地震で思い出したこと

今回の福島県沖を震源とする地震は、10年前の東日本大震災の余震と考えられるそうです。
被災された方、またはテレビで今回の地震を知った方の中には、10年前の震災のことがフラッシュバックした方もいらっしゃるのではないでしょうか。

私もそのなかの1人です。

東日本大震災の当時、私が一人暮らしをしていた東京では、地震発生後に交通機関がストップしたことで、大勢の方が帰宅困難となりました。
また、各地で停電が発生し、震災後もしばらくは計画停電等の措置が取られました。
そして、食料品やペットボトルの水、トイレットペーパーやサニタリー用品、オムツ等のベビー用品など、様々な商品がお店から消えました。

東京は被害が大きくなかったとはいえ、震災後も余震がたびたび起こるような日々を過ごしていました。
私とは比にならない不安や悲しみの中で被災地の方々が過ごされていると思うと、心が痛むと同時に、自分の無力さが歯がゆくて仕方がなかったことを覚えています。

もう余震は来ない?

大地震の余震は何年にも渡って続く場合があります。
今回の地震は強いところでは震度6強を観測し、北海道から中国地方までの広い範囲で揺れを記録しました。
地震発生後の1週間(特に2,3日)は、同規模の地震が起こることもあるとのことでしたが、幸いにも強い揺れは起こりませんでした。

しかし、再び強い揺れが起きるというリスクがなくなったとは言えません。

大震災から10年経った今でも、震災前と同じような生活を送ることが難しい方が多くいらっしゃると存じます。
当時のことを思い出して眠れない夜を過ごされた方がいらっしゃると思うと、とても胸が痛みます。

今回の地震で10年前の震災について思い出したと同時に、当時のことを過去の出来事として忘れかけていた自分を残念に思いました。

私たちが住む鹿児島でも大きい地震が起こるかも

九州では、平成28年(2016年)に熊本地震がありました。
大きな被害とたくさんの悲しみを与えたことが記憶に新しい熊本地震ですが、あれから間もなく5年を迎えます。

今回の東北地方での地震のように、九州でも強い余震が発生する可能性がないとは言えません。
また、国の地震調査委員会の発表によると、今後30年以内にマグニチュード8~9にもなる南海トラフ地震が起こる確率は70%~80%であるとのことです。

地震への備えは万全ですか?

東日本大震災や熊本地震の直後に準備して、万が一のときに備えていた防災グッズも、いつの間にか押し入れの奥に追いやられている、なんていうことはないでしょうか。
まずは食糧の確保!と準備した非常食の中には、すでに賞味期限が切れているものがあるかもしれません。

天災は忘れた頃にやってきます。
万が一のときの備えは十分でしょうか?

防災グッズや非常食の点検・確認はもちろんのこと、避難ルートや避難場所をご家族で共有されておくことも大事です。
それに加え、ご自身のお住まいや家財道具等の地震保険の加入状況などについても改めて確認をしてみてはいかがでしょうか。

ご質問やご心配事がございましたら、エール保険事務所(霧島本店・姶良支店・川内支店・鹿屋支店)までご連絡くださいませ。

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