
【葬儀費用】「小さな家族葬で十分」は本当?
梅雨も明けたかのような暑い日が続いておりますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
暑さに身体が慣れないこの時期、体調には十分気を付けてお過ごしくださいね。
さて今回は、”エール保険事務所・霧島本店”から『葬儀費用について』お届けしたいと思います。
保険を仕事とする私たちのもとには日頃より、多くの死亡保障のご相談があります。ご結婚やお子様が生まれたばかりの若い世代の方には、万が一の際に残されたご家族が経済的に困らないよう、遺族年金などの金額も考慮しながら比較的大きな死亡保障を備えることをお勧めしております。
実際、「もしもの時に家族に迷惑をかけたくない」と大きな保障を選ばれるお客様も少なくありません。
しかし一方で、お子様が成人された後の死亡保障については、お客様の考え方は様々です。
「家族に少しでも財産を残してあげたい」という方もいれば、
「葬儀代くらい準備しておけば十分」とお考えの方もいらっしゃいます。
特に後者の「家族葬で十分だから」と、比較的少額の保障を希望される方が多い印象です。
しかし、本当に『小さな家族葬』で済むのでしょうか?
先日経験した親族の葬儀を通して、私が知った”葬儀費用の現実”についてお話ししたいと思います。
◇◆「小さな家族葬」のつもりが…?◆◇
先日、私自身が親族の葬儀を執り行う機会があり、当初の希望は『小さな家族葬』でした。
ところが、葬儀会社の方から参列予定の親族の人数を聞かれ、改めて数えてみると、想像以上に多いことが判明しました。
「この人に連絡するなら、あの人にも知らせないわけにはいかない。」
といった形で、連絡範囲がどんどん広がり、当初想定していた人数を大幅に上回ってしまったのです。
そうなると、「家族葬で」と考えていた一番小さな葬儀場では手狭になってしまうことが分かり、少し大きめの葬儀場に変更せざるを得ませんでした。
◇◆家族葬に「一般参列者」は本当に来ない?◆◇
葬儀会社の方からは、親族以外の周りの方々へお知らせせずに家族葬を実施した場合の注意点について、以下のようなアドバイスがありました。
①後日、個別の弔問対応に追われる可能性
葬儀後に、知人や関係者が個別に弔問に訪れるケースがあり、その都度対応するのは大変な負担になる。
②仕事関係者への連絡は必須
仕事上の付き合いがある場合、所属する業界団体への一報は避けて通れません。
たとえ『家族葬』と周知しても、一定の一般参列者が訪れる可能性が高い。
これらのアドバイスを受け、結果としてさらに大きめの葬儀場を手配する流れとなりました。
そして、葬儀場が広くなればそれに見合った祭壇でないと不釣り合いだということになり、当初イメージしていた「小さな家族葬」とはかけ離れた規模になっていったのです。
他にも、通夜後のオードブルの数や火葬後のお弁当の数など、準備段階で確定できないものは「足りないのは困るから少し多めに準備しておこう…」となるなど、予想外の出費がかさむことも痛感しました。
結果的に、「それなりの大きさの家族葬」という形で執り行いましたが、一般参列者の方々にも多数お越しいただけたことにも対応でき、葬儀会社の方のアドバイス通りにして本当に良かったと心から思っています。
◇◆家族葬 「希望」と「現実」のギャップ◆◇
今回の経験を通して、「小さな家族葬で十分」と考えていても、実際にはその通りにならないケースがあることを知りました。
多くの方が「小さな家族葬」をイメージして死亡保険の保障額を決めています。
しかし実際には、親族数の見積もりや仕事関係の参列者数などの検討項目に考慮することが非常に重要だと感じました。
これらの検討項目を現実的に捉え、それに応じた死亡保険の保障額を設定することが、後悔のない葬儀を執り行う上で非常に大切ではないでしょうか。
◇◆保険のプロにご相談ください!◆◇
私共、エール保険事務所は、全員が毎週の勉強会などを通じ、最新の情報をご提供できるよう日々研鑽に努めております。
「自分は家族葬で十分だから」と、少ない保障額で保険を検討していませんか?
今回お話ししたように、葬儀には”見えにくい費用”や、”想定外の事態”が起こりうるものです。
死亡保険に限らず、現在ご加入の保険で分からないことがあったり、「保険はどこに相談すれば良いか分からない」と迷ったりなさっている方は、ぜひエール保険事務所までお気軽にお問合せください。
弊社各支店(霧島本店・鹿児島支店・姶良支店・川内支店・鹿屋支店)にて、お客様一人ひとりの状況に合わせた最適な保険プランをご提案させていただきます。
皆様の「もしも」の不安を解消し、安心して未来を迎えられますよう、全力でサポートいたします。