環境にやさしい車って?ガソリン車は無くなるの?
エール保険事務所のコラムをご覧いただきありがとうございます。
今回は、川内支店が担当させて頂きます。
皆さんは、2021年に施政方針演説において「2035年までに新車販売で電動車100%を実現する」との発表があったことを覚えていますか?
これは、地球温暖化対策の取り組みの一つとして発表されたものです。
私はこの発表があった時、「まだ先のことだしな~」と実感がなく、あまり気にもしていませんでした。
しかし、昨今のガソリンの値上がりや、電気自動車や水素燃料自動車が発売されるというニュースから、ガソリン車廃止に向けての取り組みも増えてくるのではないかなと感じるようになりました。
最近では、大手自動車メーカーの【カーボンニュートラルの取り組み】のCMを目にすることが多くなりました。
環境省の【脱炭素ポータル】のサイトを見ると、カーボンニュートラルとは温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させることだとの記載があります。
地球温暖化対策のための環境規制が強まり、電気自動車や水素燃料電池車が普及し始めてきているものの、未だに新車販売の大半はガソリン車が占めています。
「エコカー」や「環境にやさしい車」という言葉をよく聞きますが、ガソリンだけで動く車以外にはどういったタイプの車があるのでしょうか?
ガソリン車以外の車
ハイブリッド車(HV:Hybrid Vehicle)
エンジンとモーター2つの動力で動く車です。
エンジンとモーターの2つを搭載し、通常走行時の動力はエンジン主体とし、発進・低速時などのエンジンが苦手とする領域ではモーターによる補助を行います。
電気自動車(EV:Electric Vehicle)
自宅や次充電スタンドなどで車載バッテリーを充電して、その電力でモーターを動力として車を走らせます。
エンジンを使用しないため、走行中に二酸化炭素を排出しない環境にやさしい車です。
一見いいことばかりのEVですが、車種の少なさやバッテリー切れの問題、充電スタンドの少なさなど、課題は多く残ったままです。
プラグインハイブリッド自動車(PHV: Plug-in Hybrid Vehicle)
外部電源からの充電が可能なHVのことを指します。
バッテリーが残っている時はモーターだけで駆動するEVとして走り、バッテリーがなくなったらエンジン併用のHVとして走ります。
燃料電池自動車(FCV:Fuel Cell Vehicle)
水素タンクの中に入れた水素が、空気中の酸素と化学反応を起こすことで電気を作り出し、モーターを動かす仕組みになっています。
電気自動車と同様、走行時に二酸化炭素を排出しない為、環境にやさしい車だといわれています。
ガソリン車以外にも、さまざまなタイプの車があることがわかりました。
最後に
自動車保険の中には、ハイブリッド車・電気自動車などのいわゆる「エコカー」に対しての割引や、「AEB(衝突被害軽減ブレーキ)装着」による割引など、お車の性質や装備によって割引を受けられるものもあります。
詳しく知りたい!という方は、是非エール保険までお問い合わせください。
今回紹介した割引の他にも、免許証の色によって割引を受けられることがあります。
以前のコラム『運転免許証のはなし~免許証からわかること~』で取り上げていますので、是非ご覧ください。
環境にやさしく、かつ自動車保険の割引も適用されるということであれば、新しく車を買い替える際にHV・EV・PHV・FCVなどのガソリン車以外のご購入も検討してみてはいかがでしょうか。