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【災害時の備え】“いざ”という時のために・・・

今年は、1995年1月17日に発生し甚大な被害をもたらした【阪神・淡路大震災】から30年を迎えました。
また、先日は鹿児島県内でも大きな揺れを感じる地震が発生しましたね。
皆さんのご自宅等、被害はございませんでしたでしょうか?
何か気になる事やご心配事がございましたら、どうぞ遠慮なくお問い合わせください。

さて、先日は私の子どもが通っている小学校で『災害時引き取り訓練』が実施されました。
子どもが学校にいる時間帯に災害が起こったことを想定して、学校に迎えに行く訓練になりますが、
「どの場所で子どもたちが待機していて、どうやって(徒歩か車か)子どもを迎えに行けばいいのか?」
について、学校や子どもたちと連携を取りながら確認することが出来ました。
  
日頃から災害に備えて、防災グッズを準備したり、備蓄品をチェックしたり、家族の避難場所や連絡の取り方を決めたりしているご家庭も多いかと思います。
実際に、我が家では子どもが二人おりますが、
「もしかしたら災害時に長距離を徒歩で移動することになり、下の子を抱えることがあるかもしれない…」
と、最近まで大事に抱っこ紐をとっていました。

【災害時に足りなくなるもの】

災害時の備蓄品に関していうと、食べ物や飲み物などの他に忘れてはいけないのは「災害用トイレ」「トイレットペーパー」です。

阪神・淡路大震災が起こった際には、兵庫県内の 9 割以上に当たる約130万戸という大規模な断水が起こったことで水洗トイレが使用できなくなり、さらに仮設トイレやバキュームカーも不足し「トイレパニック」という言葉が生まれるなど深刻な問題となりました。

また、昨年1月に起こった能登半島地震の際も、翌日には被災地で「トイレ不足」が問題になったそうです。

ちなみに、東日本大震災時におけるトイレ問題と併せて全国規模で起こったトイレットペーパー不足。
当時、私は神奈川県に住んでいましたが、お店からトイレットペーパーが消え、水に流せるティッシュペーパーなどを大変苦労して探した記憶があります。

経済産業省は、災害時のトイレに関する備蓄の目安として、
・災害用トイレは35回分
・トイレットペーパーは1ヶ月分


を推奨しています。

トイレットペーパーはなんと、静岡県で国内生産量の約4割(!)が生産されているそうで、万が一東海地震が起こり静岡県が被災してしまうと、全国規模で供給がストップしてしまう恐れがあります。
そのため、
①日頃から意識してちょっと多めにストックしておく
②使ったら補充する
という習慣があれば、もしもの時に気持ちにも余裕が持てるかもしれません。
 出典*トイレ備蓄 忘れていませんか ~経済産業省~ 

【災害対策とBCP】

 
また、エール保険事務所でも台風や震災などの災害を想定して、社員の安否確認の演習やBCP(事業継続計画)の策定・勉強会を行い、万が一の事態に混乱なく対応できるよう準備をしています。

先日はBCP(事業継続計画)に則り、全支店分の備蓄品を改めて購入し、飲料水や非常食(乾パン)はもちろん、簡易トイレやブルーシートなども揃え直しました。
その中には防災用ヘルメットがあったのですが、備蓄性、携帯性に特化した折り畳み式で、いざという時に、ワンタッチで装着可能という優れもので大変驚きました。
国民の災害への意識も高まり、需要が増えることで、いろいろな商品が開発されていることを改めて感じたのでした。

皆さんもこれを機に、防災グッズの点検や補充、ご自宅や会社などの『地震保険加入状況の確認』を改めて行ってみてはどうでしょうか。
“いざ”という時に地震保険から受け取れる保険金は、皆様の大切なご家族や会社にとって、今後の生活を支える貴重な資金になります。
地震保険について加入の方法や補償内容など、詳しくお知りになりたい方はお気軽にお問合せ下さい。
霧島本店鹿児島支店姶良支店川内支店鹿屋支店

過去に地震などの災害に関するコラムを掲載しております。
よろしければ、こちらも併せて是非ご覧ください。
【~地震への備えについて~】
『地震保険』に入っていますか?
 

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