仕事について講話をする機会をいただきました
今回は、鹿屋支店から吉松がお送りします。
去る2月12日、肝付町立高山中学校にて職業講話をさせていただく機会がありました。
事前に、学校から下記の内容を参考に講話をしてもらえないだろうかと依頼があり、
①自己紹介をかねた中学時代の思い出
② 仕事の内容
③ 今の仕事に就いた理由
④ 仕事をするうえでのやりがいや苦労
⑤ この仕事に必要な技能・資格
⑥ 中学校生活でこれをやっていれば良かったと思うこと
⑦ 働くことの意味等
について40分程度お話しさせていただきました。
このコラムでは、私が講話をした内容の中から、保険の仕事についてご紹介したいと思います。
【仕事の内容】
今回の講話では、保険に触れる機会の少ない中学生にどうやったら保険の仕組みがわかりやすく伝わるだろうかと考えました。
保険の仕組みは、よく「相互扶助」という言葉で表現されます。
「相互」とは、「お互いに」という意味です。
保険に加入した人達は、お互いに少しずつお金(保険料)を出し合います。
多くの人がお金を出し合えば 一人ひとりが払う金額は少なくても、大きなお金を集めることができます。
そして「扶助」とは、「助ける」という意味です。
保険料を払ったうちの誰かが病気をしたり、交通事故に遭ったり、地震や火災などの被害を受けたときに、集まったお金の一部を利用して損害(被害)を補います。
ご加入者それぞれの目線に立つと「自分自身の万一の備えに」と加入する保険ですが、全体として見ると加入者がお互いに支え合う仕組みになっています。
このように「お互いに助け合う」という基本的な考え方は、損害保険も生命保険も変わりません。
一人の人だけで見れば、事故に遭う可能性はさほど高くないかもしれません。
自動車保険や火災保険を例に考えてみましょう。
一生涯、交通事故とは無縁の方もいらっしゃるでしょうし、火災に遭わない方も世の中にはたくさんいます。
しかし、何千何万という人が集まれば、その中の誰かが必ず事故に遭います。
実際、自動車事故は約67秒に1件、火災も約14分に1件起きています。
いつ、どこで、誰が出会うかわからない「万一」のために「一人は万人のために、万人は一人のために」という考えに立って、お互いにお金を出し合って助け合うのが保険です。
保険はさまざまな事故や災害を経験してきた人々が、より小さな負担で安心を手に入れるために助け合いの精神で作り上げた、必要不可欠な社会のシステムなのです。
【仕事をするうえでのやりがいや苦労】
やりがいを感じるのは、お客様から喜んで頂けたときです。
お客様は、事故をされたときや災害などが起こったとき、病気で入院や手術をされたとき等に保険を使われます。
お客様の状況に寄り添いやりとりをする中で、お客様に喜んで頂けたり、感謝の言葉を頂くことがあります。
そんな時に、この仕事をしていてよかったと実感します。
また仕事の特性上、様々なお客様にお会いすることができます。
お客様とのお仕事の話や趣味の話などを通して、自分の知見を広げることができるのも大きな魅力です。
【この仕事に必要な技能・資格】
保険を取り扱うための資格はもちろん必要となりますが、ファイナンシャルプランナーの資格も大いに役立ちます。
ファイナンシャルプランナーは保険業に限らず、様々な業種の方が取得されている資格です。
生活をしていくために切り離せない“お金”のことに関係する資格のため、自己啓発のために取得される方もいらっしゃいます。
ほんの一例ですが、家を建てるときに住宅ローンを使うためには火災保険の加入が必要となったり、お子様のための学資準備に保険を利用したりしますよね。
上記を見ていただいてもわかるように、私たちが取り扱う【保険】もお金とは切っても切れないものなのです。
【中学校生活でこれをやっていれば良かった】
これは、“勉強をする習慣をつけること”です。
私は学生時代に学習塾に通っていました。
塾に通っていたと聞くとしっかり勉強をしていたように聞こえるかもしれません。
私の場合、塾や学校“でしか”勉強をしなかったのです。
やらされる勉強はするものの、自発的に計画を立てて勉強をする習慣がついていなかったため、学力が下がってしまった経験があります。
保険の仕事は、様々な種類の保険を取り扱いますので、常に勉強がついてきます。
自ら計画を立てて勉強に取り組む習慣を中学生の頃に習得しておけば、私も今になって慌てなくて済んだかもしれないとしみじみ思います。
【働くことの意味】
これについては、普段の生活の中ではあまり意識をしていませんでした。
改めて考えてみると、働くことの意味についての答えを出す作業が案外に難しいことに気が付きました。
人によってさまざまな考え方があると思います。
保険の仕事に限らず、どんな仕事も生活に必要なものであり、それぞれの仕事があって社会が成り立っている。
それぞれが社会の一員としてどこかで誰かの役に立ち、それぞれが支えあっている。
私にとって【働く】とは、私の仕事も社会にとって必要なものであり、社会の一員として誰かの役に立って支えているという自負があるから成り立っていることなのかもしれません。
最後に、生徒のみなさんに一番伝えたかった事を話しました。
楽しいこと・辛いこと・悲しいことなど、色々なことが起こりますが、人生の主役は常にみなさん1人ひとりだということです。
勉強や仕事とプライベートの時間の両方を大切に過ごしながら、自分自身を大切にしてほしいということ申し上げ、講話とさせていただきました。
今回の職業講話のお話をいただいたおかげで、私自身、自分の仕事について振返る良い機会になるとともに、改めて保険の仕事をしていて良かったと感じる事ができました。
生徒たちからお礼状も頂き、この仕事のおかげだなとうれしく思いました。
今回の講話やコラムをきっかけに、私たちと一緒に働く仲間が増えたらとても嬉しいです。
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