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雪道での安全対策

2月に入って、東京都23区西部に大雪警報が発表されました。
東京23区に大雪警報が発表されたのは、ちょうど一年程前の2月10日以来だったそうです。
「東京は雪に弱い」と言われますがそれもそのはず。
東京は、一年のうちで雪が降った日数、いわゆる「雪日数」は5日以下の年がほとんどだそうです。

ちなみに雪が滅多に降らない【東京】と、
雪が頻繁に降る【札幌や新潟】では、大雪警報の基準に大きく違いがあります。

<東京都>    12時間で10㎝以上の降雪が予想された場合
<新潟県津南町> 12時間で60㎝以上の降雪が予報された場合

このように、東京では「少しの雪でも警戒しないといけない」ということになります。

今回、国土交通省はかなり早い段階で大雪に対する発表を行い、大雪の場合はテレワークを活用するなど、不要不急の外出を控えるよう呼びかけていました。
事前に注意喚起を呼びかけられていたとしても、どうしても外すことのできない予定がある場合もあります。

やむを得ない外出時の対策

『大雪予報だけど、出掛けないといけない・・・』
そんな時、やむを得ず外出する際は、
・滑りにくい靴を履く。
・帰宅が困難になった場合の準備も十分整える。
・出来るだけ早めの帰宅を心がける。
・お車での外出時は必ず冬用タイヤを装着する。
など、万全に対策をすることが大切だと思います。

毎年、雪の影響とみられる交通事故のほとんどはタイヤのスリップが主な原因とみられます。
赤信号で止まれず前の車に追突する事故や、カーブを曲がり切れずに他の車に追突する事故が起きていますが、そのほとんどが”ノーマルタイヤのまま雪道を走行した”ことによる事故が目立つと言われています。
東京海上日動のロードアシスト24時間対応365日対応)ですが、事故でも故障でもなく、タイヤがスタック(単に雪道や砂浜、ぬかるみ等にはまり抜け出せない状態)した場合にはロードサービスは利用できませんのでご注意ください。

 事故のご連絡(東京海上日動 事故受付・あんしん110番)
 0120-119-110

ちなみに、寒い時期が来て最初に降る雪を「初雪(はつゆき)」
春になって最後に降る雪を「終雪(しゅうせつ)」と呼ぶそうです。
終雪については気象台から観測・発表されているそうですが、「初雪」とは異なり一般的にはあまり使われていないようです。

例年の終雪日は、東京大阪で3月11日 札幌では4月19日 となっているそうです。
西日本・東日本では寒の戻りで思わぬ雪に見舞われることもありますので、まだまだ注意が必要です。
どうぞ皆さまもご注意くださいね。

以前のコラム 【寒さ対策】車のためにも自分のためにも備えられること でも雪道運転に関する記事を掲載していますので、ぜひご覧ください。

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