”運転免許証の有効期限”は大丈夫でしょうか?
皆様こんにちは。
今回は身近な『運転免許証』に関するお話をさせていただきます。
就職活動をされたことがある方は履歴書で
「免許・資格」を記載する欄を目にしたことがあるかと思います。
私がウン年前の就職活動の際、ここの欄に唯一書けたのが、「実用英語技能検定」いわゆる“英検〇級”でした。
”取っていてよかったなぁ・・・”と思いつつも、
「うわ~!他にも何か就職につながる資格を取っておけばよかった!!」
なんて後悔したことを覚えています。
【免許証の有効期限】
そもそも「免許や資格」とひとくくりにいっても、自動車運転免許・医師免許また、国家資格・企業の資格・業界の資格等様々な種類がありますね。
それは大きくわけると2つのタイプに分けられます。
【一度取得したら生涯使用できるもの】と【有効期限があり更新が必要なもの】です。
そして私たちにとって一番身近な“免許証”といえば「運転免許証」ではないでしょうか。
取得された方はご存知の通り、運転免許証には有効期限があります。
そのため、免許証の区分により3年もしくは5年ごとに更新のお手続きをする必要があるのです。
その有効期限を過ぎると免許証の効力は消滅するため、運転能力はあっても運転してしまうと『無免許運転』として処罰の対象となります。
「免許証」とは一般に、【禁止または制限されている行為】を,行政官庁が特定の場合において”特定の人に対して許可すること”を指すので、『失効している=権利を失う』こととなり法律違反になってしまうわけです。
私の知人に、引っ越しをした際に免許証の住所を変更するのを忘れてしまった方がいました。
どうなったかというと、、、
免許証更新案内ハガキが届かなかったため、”免許証の更新手続き”をしておらず、結果失効してしまったそうです。
その方は車も手放されていて乗る機会がなかったため、気が付いたのは失効から2年たってから。
免許の有効期限から半年をすでに過ぎていたため再取得はできず、また一から教習所に通わなくてはならなかったため諦めたそうです。
やはり”定期的に免許証の有効期限の確認”はしておいた方がよさそうです。
【運転免許証が失効?!どうしたらいい??】
では、万が一運転免許証の有効期限が切れていた場合はどうしたらよいのでしょうか。
まずは、どのくらいの期間切れているかを確認しましょう。
また、更新手続きを忘れてしまった理由によっても対応方法が異なります。
*やむを得ない理由がある場合
*“やむを得ない理由”がなく、うっかり更新手続きもれの場合 など
やむを得ない理由には、主に海外旅行や入院・災害が該当しますが、残念ながら「仕事が忙しかった」「更新のお知らせハガキを見ていなかった」などは“やむを得ない理由”には該当しないようです。
何はともあれ、もし有効期限切れに気づいた場合は、まずはお近くの警察署にご相談されてくださいね。
運転免許証の有効期限が過ぎてしまった方へ(失効手続等)
出典:警視庁~運転免許証の有効期限が過ぎてしまった方へ(失効手続等)~
運転免許の更新等運転免許に関する諸手続について
出典:警察庁~運転免許の更新等運転免許に関する諸手続について~
また、運転免許証にはグリーン・ブルー・ゴールドの色がありますが、グリーン免許は初心者・ゴールドは優良運転手(前回の更新から次回の更新までに違反のない方)です。
お客様の中でブルー免許の方にお話を伺ってみると、一時不停止・運転中の携帯電話使用等の違反があった方が多いように感じます。
自動車保険の中では、ゴールド免許の方は”優良割引”が受けられる場合もあります。
急いでいるときなどつい焦って停止線など見落としてしまいがちですが、お相手を巻き込む事故に発展してしまう可能性もあります。是非安全運転を心掛け、ゴールド免許を目指してみてはいかがでしょうか。
夏休みも明け、通学路に小学生・中学生の姿も戻ってまいりました。
また現在【令和5年度 秋の全国交通安全運動】も実施期間中です。
『急がば回れ』という言葉があるように、普段お車に乗る機会が多い方ほど、”深呼吸して慎重な運転”を心掛けたいものですね。