【~地震への備えについて~】
皆さん、こんにちは。
今回は、霧島市にあります【エール保険事務所 本店】からお届けいたします。
今年のゴールデンウィークは日並びも良く、最大9連休の方もいらっしゃったようですね。
また3年ぶりに、新型コロナ感染に対する行動制限のないゴールデンウィークを迎えました。
マスク着用緩和の流れや、感染症法上の位置付けが5月8日より5類になることを踏まえ、旅行をはじめ外出された方が多く、コロナ禍前以上の賑わいが見られたとの報道を目にしました。
皆さんはいかがお過ごしでしたでしょうか。
【~余震の経験~】
そのような賑わいの最中、とあるニュース速報が飛び込んできました。
子供の日である5月5日、【石川県能登地方で最大震度6強】を観測する大規模地震があったというニュースです。
この度の地震により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
能登地方は沿岸に面している地域のため津波の心配もされましたが、今回津波はなかったようでホッとしました。
しかし一方で、地震の後次々に建物が倒壊した報道などを目にすることになり、居たたまれない気持ちになりました。
なぜなら私自身も、2011年3月11日に発生した東日本大震災による多くの余震を経験しているからです。
私は東日本大震災直後の4月1日から、仕事で東京に住むことになりました。
その時の余震は、【余震】とはいったものの震度3や震度4の強い揺れが日常茶飯事でした。
そのため、初めのうちは大変恐怖を感じたのを今でも覚えています。
【~地震への備えとしてできること~】
皆さんはいつ起きるか分からない地震に対しての備えは十分でしょうか。
東日本大震災による本震がこれまでにない大きな震災だったこともあり、私自身も水や非常食、電力確保のための電池やモバイルバッテリーなどいざという時のためにと備えた記憶があります。
そしてその備えの習慣は、今でもある程度継続しています。
今や多くのご家庭で、『防災グッズ』を備えていらっしゃるのではないでしょうか。
下記は一例ですが、我が家でも備えている代表的な防災グッズを含め、お勧めをご紹介します。
〇避難時に持ち出すもの(非常持ち出し品)
・防災用ヘルメット、防災頭巾
・ラジオ
・くつ、スリッパ
・ソーラー手回し充電ライト
・現金
・笛 など
〇家族の状況に応じて準備するもの
・おむつ、おしりふき
・ミルク、哺乳瓶
・生理用品
・常備薬、服用中の薬
・水のいらないシャンプー
・母子健康手帳、障がい者手帳のコピー など
〇避難生活のために用意しておくもの(非常用備蓄品)
・飲料水、非常食(飲料水は一人一日3リットルが目安)
・ティッシュ、トイレットペーパー
・予備の乾電池
・卓上コンロ、ガスボンベ など
日本では今後【南海トラフ地震】や【首都直下地震】など近い将来の地震発生が予測されており、日本全土で地震リスクが高まっていると言われています。
さて、防災グッズを備えてこれで万全と思われた方。
ご自宅の地震保険への備えは万全でしょうか?
【~地震保険~】
ここからは『地震に備えることができる保険』の話に入りたいと思います。
多くの方はご自宅を所有・賃借されたときに火災保険(建物や家財)をご契約されたと思います。
「火災保険をかけているから地震で被害が起きても大丈夫。」
と思っていらっしゃいませんか。
実は、地震に備えるためには【地震保険】を契約しなければ補償されません。
しなしながら、現状では地震保険は地震保険のみを単体で契約することができません。
(火災保険とセットで契約する必要があります)
そうなると
「なんだ、保険料負担が増えるのか・・・」
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、地震保険には保険料負担を抑えられる仕組みがあります。
一つ目は【割引制度】です。
建物の免震や耐久性能に応じて適用される保険料割引制度があります。
二つ目は【地震保険料控除】です。
地震保険料控除は、支払った地震等損害部分の保険料に応じて、一定の所得の控除が受けられる制度です。
年間で支払った地震保険料に対し、所得税の控除は最大50,000円、住民税の控除は最大25,000円まで控除を受けることが可能です。
今現在、地震保険を契約しているか不明な方はもちろんのこと、石川県能登地方の地震が発生して地震への備えの必要性を感じられた方、まずはいざという時のために地震保険を検討されてみませんか。
私共、エール保険事務所は全員が毎週の勉強会などを通じ、最新の情報をご提供できるように日々研鑽に努めております。
地震保険に限らず、現在ご加入の保険で分からないことがある・保険はどこに相談すれば良いか分からないなどございましたら、弊社各支店(霧島本店・鹿児島支店・姶良支店・川内支店・鹿屋支店)までお気軽にお声かけください。
出所:防災グッズ・防災用品|災害への備え|あしたの笑顔のために|東京海上日動火災保険