【日帰り入院】って何?通常の入院・通院との違いは!?
皆さんは、医療保険のパンフレットやCMで
『日帰り入院も保障』
という言葉を見かけたことはありませんか?
では、そもそも【日帰り入院】とはどのような状況を指すのでしょう。
「これって通院?それとも日帰り入院・・・?」
と、迷われた経験はありませんか?
今回は主に、【通院】・【日帰り入院】・【入院】の違いについてお話しさせていただきたいと思います。
「通院」と「日帰り入院」の違い
「通院」とは、外来や往診を利用して、医師の治療を受ける事を言います。
風邪やケガで病院に行った、といったものが該当します。
そういう場合を想像するとイメージしやすいのではないでしょうか。
一方「日帰り入院」とは、入院の手続きをしたうえで、入院病棟のベッドを利用し、その日のうちに退院する事です。入院をした時間が何時であろうと、その日のうちの24時までに退院すれば日帰り入院という扱いになります。
内視鏡・腹腔鏡手術など、比較的体への負担が少なく、その日のうちに退院ができる手術を行う場合や、抗がん剤治療を行う場合などが例に挙げられます。
もし、「通院」か「入院」かを迷われたら…
病院を受診し会計をすると、ほとんどの病院で領収証・診療明細書を受け取ります。
病院で発行されたその領収証にある「入院料等」の項目をご覧ください。
一般的にはそこに診療報酬点数の記載があるかどうかでも、入院に該当するかどうか確認することができます。
入院の種類
入院には大きく分けて以下の二つがあります。
「予定入院」・・・「この日に手術をしましょう」と、事前に検査日や手術日などを決めて準備をし、入院をすることです。
「緊急入院」・・・予期せぬケガや体の不調で救急車などで運ばれて、すぐに治療が必要と判断されてそのまま入院になることです。
また、緊急入院の中には、日帰りの入院の場合も含まれます。
例えば、体調が急に悪くなり入院病棟のベッドを利用したけれどその後回復し、その日のうちに帰宅ができた、というケースなどが挙げられます。
日帰り入院にならないケース
気分が悪くなり、病院の外来のベッドで点滴をしてもらい、数時間後に帰宅した…こういう経験がある方もいらっしゃるかと思います。
しかしこの場合は、たとえ病院での治療に時間が長くかかったとしても日帰り入院には該当せず、外来の治療扱いになるようです。
医療保険を選ぶときのポイントとは
医療保険を選ぶときには
・保険期間 → いつまで保障が必要か
・保険料の払込期間 → いつまで保険料を支払うか
・保障の必要性 → どういった場合に給付金が欲しいか
・給付対象 → どういった場合に給付金が支払われるか
・入院給付の支払限度日数 → どのくらいの期間必要か
など、保険の内容をよく比較・検討して選ぶことが重要です。
緊急入院になった場合には、予想外の出費になってしまう事もありえます。
もしもの時の為の『お金の備え』についても、日頃から考えておく事が大切です。
現在ご加入の医療保険が、
「急な出費にも対応できる保険になっているだろうか?」
「こんな時に保険っておりるのだろうか?」
「高額療養費制度があるとはいっても、実際に生活は大丈夫だろうか?」
など、分からない事等ありましたら、いつでも私たちにお尋ねください。
エール保険事務所では、鹿児島県内5拠点(霧島本店・鹿児島支店・姶良支店・川内支店・鹿屋支店)の支店があり、保障の見直し相談もお受けしています。
いざという時、ご自分と皆様の大切なご家族を支えられる保障について、私たちと一緒に考えてみませんか。
また過去のコラムでも医療保険について紹介しております。
よろしければ、こちらも是非ご覧ください。
参考文献▼
https://www.jili.or.jp/knows_learns/q_a/medical_security/428.html
公益財団法人 生命保険文化センター