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◇◆ “松竹梅”に込められた本当の意味とは? ◆◇

皆さんは、“松竹梅”という言葉をご存じでしょうか?

日本で生活していると、お店のメニュー表や福袋などでよく目にする“松竹梅”の文字。
現代では、物を3段階で格付けをする際に使われることが多い言葉ですが、皆さんはどのようなイメージをお持ちでしょうか。

私は、今まで特に何も考えずその格付けを受け入れていましたが、
『なぜ、梅は綺麗な花を咲かせて一番華やかなのに、1番上ではないのか?』
と疑問を持ちました。

実は、“松竹梅”に本来、優劣はなかったのです。
(ちなみに、絶対に松が一番上というわけでもなかったようです。)

【3つの理想 “松・竹・梅”】

“松竹梅”は、中国本土(宋(そう)時代)から日本(平安時代)に伝わった画題「歳寒三友(さいかんさんゆう)」に由来すると言われています。
当時の中国(宋時代)では、冬の厳しい寒さの中でも緑鮮やかな“松”と“竹”、そして春の訪れを告げるかのように花を咲かす”梅“の3つを、当時理想とされていた”文人(知識人)“の象徴として、絵の題材にしていました。
また、当時の日本(平安時代)でも“松”は生命力あふれる木として、神聖に扱われていました。常に緑色の葉をつけ樹齢も長いことから、長寿の象徴とされていたのです。
そこから少し時代は進み室町時代、“竹”は地下茎からどんどん新芽を出し増えていく様から、子孫繁栄の象徴とされました。この頃から、門松には竹を飾るようになったそうです。
そして、江戸時代に入ると春の訪れを告げるおめでたい花として、“梅”が庶民の間に広がりました。
大まかにはそのような流れで、“松竹梅”として浸透していきました(※)。(※)諸説あり

では、いつから“松竹梅”は格付けを表す際の代名詞として用いられるようになったのでしょうか。

始まりは、江戸の寿司屋からだと言われています。
当時、「特上・上・並」という形で値段や寿司の違いを表していました。
しかし、そうなると一番下の“並”は、お客さんが遠慮や見栄で頼みづらいことがあったそうです。
そこで、縁起ものであった“松竹梅”をそれぞれ“特上・上・並”に当てはめたところ、どのメニューでも頼みやすくなったということで、今も格付けとして使われています。
しかし、お店によっては梅=特上としているところもあるので注意が必要です。
もしメニュー表に“松竹梅”とあったときには、しっかり確認されてください。

【自分にとっての ”特上” を見つける】

さて、ここまで“松竹梅”の歴史を大まかに振り返ってまいりましたが、結論、一般的に格付けとして使われることが多いだけで“松竹梅”の中に優劣はない。

実はこれ、保険も同じなのです。

テレビやインターネットを見ていると、保険商品もランキング付けされていたり、良い商品・悪い商品だと評されたりすることもあります。

世に出ている保険商品は、金融庁(内閣総理大臣)の認可・承認・届出がなければ販売することはできません。
すなわち、そもそもそこに“悪い商品“は混ざっておりません。
もちろん細かな違いはありますが、全てもれなく信頼のある“良い商品”ばかりとなっております。

しかし、どれほど優れた保障内容でもその人に合った内容でなければ、本当の価値を発揮することはできません。

そこで、私たち【エール保険事務所】では、“良い商品”をお客様にとっての“より良い形で”お届けすることを使命として、日々営業しております。

・保障は今の自分に足りているだろうか?
・逆に、過剰になり過ぎていないだろうか?
・毎月の支払いは、暮らしを圧迫していないだろうか??

そんな疑問に寄り添い、皆様の今後の人生が松竹梅のように彩り豊かで、幸せなものとなりますようお手伝いさせていただきます。
分からないことやお困り事がありましたらどうぞお気軽にご相談ください。

【 終わりに 】

さて、今年もエール保険事務所メンバー全員で順番にお届けしてきました【コラム】。
今回の掲載を持ちまして、年内最後の更新とさせていただきます。
今年も1年お付き合いくださいまして、誠にありがとうございました。
来年は午年🐎。
皆様にとりまして、ご縁が馬(うま)れて素敵な一年となりますよう心よりお祈り申し上げます。

~ どうぞ良いお年をお迎えください ~

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