あなたの愛車のナンバープレートは?
エール保険事務所では、たくさんのお客様に『自動車保険』をご契約いただいております。
そのためお預かりしている台数と同じだけの、様々なお車のナンバープレートが存在します。
もちろん、全く同じナンバープレートは一つとして存在しません。
今回は、そのナンバープレートについて、少しお話ししたいと思います。
~ ナンバープレートの正式名称 ~
普段、私たちは一括りに『ナンバープレート』と呼んでいますが、実は正式名称があります。
〇自動車登録番号標・・・一般的な普通自動車や大型自動車などのナンバープレート
〇車両番号標・・・軽自動車や排気量125ccを超える二輪などのナンバープレート
〇課税標識・・・ 原付バイクや小型特殊などの市町村ナンバープレート
同じナンバープレートなのに、車種によって名称が異なるんですね。
~ ナンバープレートがある理由 ~
そもそも、なぜナンバープレートが必要なのでしょうか?
個人的にはやはり、「事故などで逃げてしまった犯人を捕まえるのに必要だ!」というイメージを持っています。
確かにその側面もありますが、本来の目的は
①車が正確に登録されていることの証明
②車が車検をしっかり受けていることの証明
この2つだそうです。
~ ナンバープレートの地名 ~
ナンバープレートには必ず地名が記載されています。
例えば、我が鹿児島県のナンバープレートには、【鹿児島】と【奄美】の2種類が存在します。
ちなみに、私の出身であるお隣の宮崎県は【宮崎】の1種類しかありません。
さて、ここで疑問に思った方はいらっしゃらないでしょうか。
現在は【鹿児島】ナンバーですが、【鹿】という1文字ナンバーを見かけたことはありませんか?
実は、1987年までに登録された車両のナンバープレートは、『地名一文字ナンバー』と呼ばれるものが存在しました。
『鹿児島』なら『鹿』、『熊本』なら『熊』といったように、1文字表記されていた時代がありました。
もし地名が1文字のナンバープレートを見かけたら、その車は1987年以前から”大切に乗り継がれている車”と言えるでしょう。
しかし『宮崎』は『宮』かというと、そうではなかったようです。
なぜならば「宮城県」があるため、『宮』が重複してしまうのを避けることから『宮崎』と記載されていました。
同様に『大阪』と『大分』、『愛知』と『愛媛』、『福岡』と『福島』など、1文字でダブってしまう県については、規模の大きい都市が1文字になり、小さい方が略称を使えない。。。というルールになっていたそうです。
~ ナンバープレートの仮名と図柄 ~
平仮名は「あ」から「ん」までありますが、ナンバープレートの仮名にはなぜか『お』『し』『へ』『ん』の4文字が使われていません。
使われていない理由は、
・『お』は、『あ』と見間違えやすい。
・『し』は『死』を、『へ』は『屁』を連想してしまう。
・『ん』は、そもそも語呂が悪い。
このようなことから、上記4文字は使われていないとのこと。
そして『わ』ナンバーはレンタカーですね。
しかし最近では『わ』ナンバーが不足してきたため、一部の地域では『れ』が使われているようです。
また、最近よく見かけるようになったのが「図柄入りナンバープレート」です。
国土交通省のWebサイトを見ると“走る広告塔”として発行された様々なデザインのナンバープレートがあることがわかります。
鹿児島県の『桜島』のように、観光地や地域の特産品が描かれた図柄入りナンバープレートは、その地域への愛着の現れとも言えますね。
愛車への思い入れが深いほど、自動車保険にも是非こだわっていただきたいもの。
エール保険事務所では、地域に根差したサービスでお客様の愛車をしっかりサポートさせて頂いております。
季節柄、台風や豪雨によるお車の水没等も心配されます。
弊社スタッフ一同、いつでも皆様からのご相談をお待ちしております。
*自動車保険 トータルアシスト超保険 ~東京海上日動火災保険株式会社~
*参考:国土交通省 ~図柄入りナンバープレート~