新社会人の私が考える【学生】と【社会人】の違い
今年の4月にエール保険に入社した桐野です。
今年の3月までは専門学生だったため、社会人1年目です。
学生時代は早く社会人になりたいと思っていました。
しかし、いざ社会人になってみると、学生時代には想像していなかった【働く】ことの大変さを感じています。
社会人と学生では、様々なことが違います。
今回は【責任感】【時間に対する意識】【言葉】の3点に絞って、学生と社会人の違いについて個人の意見をまとめてみました。
責 任 感
まずは【責任感】についてです。
責任感とは、自分の義務や任務を全うすることで、物事をやり遂げるうえで無くてはなりません。
保険の仕事は、お客様がお困りの時にお役に立てるよう安心をお届けするものです。
困ったときに「あの人に連絡すれば大丈夫!」と思っていただくためには、信頼が必要です。
その信頼を得るためには、十分なご説明や事故時の対応、ご病気の際の保険金の請求手続きはもちろんのこと、日頃からお客様に対する自分の責任を意識していなければいけません。
学生時代は、自分個人に責任を問われることが多かったように思います。
宿題を忘れるのも自己責任、試験の成績が悪くても自己責任、というように。
責任を果たさないからといって、誰かに大きな迷惑をかけたり、自分以外の誰かが責任を負うケースは稀でした。
自分が不利益を被るだけで、相手には不利益がないからでしょう。
社会人になり会社等の組織の一員になると、自分の行動によってお客様だけでなく上司や同僚にも迷惑をかけてしまうことがあります。
会社が責任を負うことになったり、会社の評判や信用が下がったりするケースもあると知りました。
お客様と自分、そして、自分が所属する会社の間に利害関係が生じているためです。
時 間
次は【時間】についてです。
学生時代は、少しの遅刻は許されていたように感じます。
遅刻だけでなく、予定をドタキャンをしてしまってもなんとなく許されていました。
(私がそう感じていただけかもしれませんが…。)
それは、人間関係が構築できている友人間での出来事であるという部分が大きいと思います。
しかし、社会人になるとそうはいきません。
会社の同僚や上司はもちろん、お客様や取引先など、年齢や性別を問わない様々な人と接するようになります。
信頼関係が築けていない人との付き合いも出てきます。
想像してみてください。
あなたが作っている商品を、AさんとBさんがそれぞれ同じ値段で購入しようとしています。
Aさん、Bさん共にあなたと面識はなく、今回商談で初めて会うことになりました。
Aさんは時間ピッタリに、もしくは少し早く商談場所に到着しました。
ところが、Bさんは時間が30分過ぎても40分過ぎても商談場所には現れません。
あなたなら、AさんとBさんのどちらに商品を売りますか?
もしかしたらBさんには商談場所に来れない致し方ない理由があったのかもしれません。
しかし、遅れる旨の連絡がなかったり、ただの遅刻やドタキャンだったりしたら…?
【時間】についてもう1つ思ったことがあります。
学生は自由に使える時間が多かったのに比べ、社会人になると時間に制約が出てくるということです。
学生時代に自由に使える時間が多いというのは、「やる・やらない」を自分で決められるということが理由の1つだと思います。
何をするにも自己責任という部分にもかかってきますが、どう時間を使うか、何に時間を使うかということを自分で決められます。
社会人は、日常の業務や期限までにやらなくてはならないことなど、「やりたい・やりたくない」に関係なく課される仕事があります。
限られた就業時間の中で仕事を進めるには、優先順位や効率を考えなければいけません。
時間をいかにうまく使うかで、課されている仕事以外のことに使える時間や、自分のために使う時間の創出ができます。
そう考えると、社会人は1分、1秒が大事になってくるということなんですね。
言 葉
最後に、【言葉】についてです。
今まで、自分が話している言葉について意識をすることはありませんでした。
学生の時は友達同士での会話が多く、敬語など使う機会はあまりなかったと思います。
お互いによく知る間柄であるため、なんとなく話していても、言いたいことは伝わります。
しかし、社会人になったらそうはいきません。
きちんとした敬語が使えているか、言葉の意味を理解し、正しく使えているか等を意識しなければなりません。
学生時代は野球部に所属していたので、先輩に敬語を使う機会は少なからずありました。
今になって思えば、正しい敬語を使えていなかったと思います。
今後は、正しい敬語や言葉遣い、話をする相手に合わせた言葉選びが出来るよう頑張ります。
言葉だけでなく、正しいマナーやルールを学び、今後の仕事に生かしたいと思います。
社会人1年目でまだまだ注意される事が多い私ですが、社会人としての自覚を持ち、お役に立てるよう頑張りますのでよろしくお願いいたします!