親の車に保険会社のドライブレコーダーを付けた理由
皆様こんにちは。
ドライブレコーダーは必要?
いきなりですが、皆さんの車にはドライブレコーダーは付いていますでしょうか?
エール保険事務所に入社するまでは、自動車事故は自分が運転に気を付けていれば、事故は起こらないのだから安いのが一番!と考えていました。
ところが、保険業界に携わるようになり、日頃車を走らせると周りは他人が運転している車ばかり。運転されている方の年齢も18歳~90歳前後になる方までと様々です。お客様の事故でも相手が車線をはみ出してきた、急に割り込んできた、など自分が気を付けていても避けられない事故も沢山起こっていることに驚きました。
また、人の記憶は曖昧で、特に事故などの突発的なことが起こった際の記憶はさらに曖昧です。ウィンカーを付けていた、自車は止まっていたと思っていても、記憶だけではそれを証明することができません。
事実が曖昧であれば、過失割合(事故割合損害賠償額の比率を分かりやすくしたもの)で不利になることも避けられないでしょう。
事故の時はどうする?
そこで頼りになるのがドライブレコーダーです。最近は様々な種類や機能があります。ところで皆さんは自分のドライブレコーダーの映像を見たことはありますでしょうか? 夏の車内は70度以上になることもあるそうです。精密機械であるドライブレコーダーの本体は勿論ですが、映像を記憶する媒体であるSDカードも一般的には熱にそれほど強くはなく、壊れていることも考えられます。きちんと録画されているか、ぜひ一度ご確認されることをお勧めします。
ちなみに、一般的なドライブレコーダーの寿命は2~3年程度、SDカードは1~2年程度と言われています。
自分だけの補償で十分?
ところで、私には70歳過ぎた両親がおります。入社するまでは、安いネット保険で契約していました。また、市販のドライブレコーダーも付けているようでしたので、それで安心だと本人も家族もそう思っていました。しかし、上記のように他人がかかわることが多い自動車事故の現状を知り、ドライブレコーダーの重要性をひしひしと感じました。また、市販のドライブレコーダーでもよいのですが、自動車保険会社が提供するドライブレコーダーは市販のものとは違う機能とサービスが付帯されているものもあり、高齢の親には特に必要なものだと感じています。私の友人にも教えてあげたいと思うほどです。
日頃皆様とお話していると、ドライブレコーダーの必要性は感じているけど、どれが良いのかもわからないし、面倒そうな設定などがあればそれも面倒。でも付けたいとは思っているという方がほとんどです。
是非更新の際にでも、ドライブレコーダーをご検討されてはいかがでしょうか?