人生を謳歌するために 盤石の備えをしておきたい
皆様こんにちは。先日お客様のお母様がお亡くなりになられました。
まだ60歳にもなっていらっしゃらず、これからの人生というときに、非常に悲しいことです。
詳細の情報は、特定を防ぐために伏せさせていただきますが、病名は「ガン」だったそうです。
今回は、がんについて、がん保険についてお話させていただきたいと思います。
がん保険
皆様はがん保険に加入されていらっしゃるでしょうか?生命保険文化センターのデータによりますと、
平成30年では凡そ62.8%の方ががん保険に加入されているとのデータがあります。
では、がんに罹患する確率は、国立がん研究センターのデータでは、
男性が65.5%(2人に1人)、女性が50.2%(2人に1人)とあります。
ガン罹患率に比べ、がん保険の加入率を、皆様はどのように思われますか?
2人に1人がガンに罹患するにも関わらず、がん保険には2人に1人しか入っていないという状況です。
私個人としては、加入率は少ないと思います。
では、がん保険に入っておけばよいのか?それだけでは、今は不足する可能性が高いです。
がん保険+α
がん保険に既に加入している方も、加入しておらず新たにご検討されていらっしゃる方にも考えて頂きたいのが、
「治療費だけに備えればそれで安心できるか?」ということです。
もちろん、治療をしっかりと行い、完治を目指していき、将来的に健康な状態に戻るのが大変望ましいです。
しかしながら、治療には時間を要しますし、身体的、精神的ストレスもかかってくるものになります。
その間、今までと同じように「お仕事を続けていく」ことが可能でしょうか?
ご自身に置き換えると想像しにくいという方もいらっしゃるかと思います。
ご自身の大切な方が、もしガンに罹患した場合に、治療をしながら今まで通り、仕事や学校に行くように言うことができますか?
+α(がん保険以外に必要なもの)
ここで皆様に知っておいて頂きたいのが、「収入保障保険」です。
収入保障保険は、最近でこそ若干知られてきているものの、それでもまだまだ認知されていないのが現状です。
生命保険文化センターのデータによると、収入保障保険の加入率は12%です。
ガンなどの病気を罹患した際に【収入の補填が必要だと考えている、または心配だ】という方は72.7%と、かなり多くの方が心配に思っているものの、がん保険には加入していないのです。
以前は、世帯主にしっかりとした保障があれば大丈夫であると考える方がほとんどでしたが、昨今の就労状況は夫婦共働きが6割を占めます。
そのような中で「本当に世帯主だけの保障で心配がないのか?」と、配偶者の保障についてもしっかりと考えておく必要があるのではないでしょうか。
まとめ
大きな病気に罹患しない、したくないという気持ちは誰もが持っています。
しかし病気に罹患した時に、そのことを嘆くのではなく、「どのように今後の人生を謳歌しようか?」と考え方を変えれるよう、今の生活基盤を崩さない保障、保険にしっかりと加入しておくことが大事なのです。