
【地域貢献】消防団活動!~安心を届ける~
『お客様へ安心と安全をお届けし、地域社会の発展に貢献します。』
これは弊社の経営理念でもあり、私の変わらない想いです。
実は私自身も、地域貢献のため”消防分団”に加入しており、今年で22年目を迎えました。
全国的には消防団員の数が減っていると聞きますが、幸いにも私たちの分団では若い方が多く入団してくれています。20歳以上も年の離れた青年が入団してくると、自分も歳を重ねたことを実感します。しかし、若い力と共に活動できることは本当に嬉しいことであり、私自身の経験を彼らに伝えていくことも大事な役目だと感じています。
【消防分団の多様な活動】
消防分団の活動は火事を消すだけではなく、実はたくさんの活動を行っています。
主な活動は以下の通りです。
🚒防火広報
年末年始の火災予防広報など、地域住民への呼びかけを行います。
🚒消防水利(消火栓)の点検
いざという時にしっかりと水が出て消火活動ができるように、定期的な点検を行っています。
🚒災害時の救助活動
火災だけでなく地震や水害など、災害発生時に救助活動にあたります。
🚒行方不明者捜索
地域の方が行方不明になった時には捜索活動もします。
🚒火災時の消火活動
最も重要な任務の一つです。
私が消防団に入団した頃は火災が多く、火災現場に行き消火活動を行う機会も頻繁にありました。中でも私が一番緊張する作業は、消防車からの放水作業です。ポンプの不調で水が出なかった時の焦りは今でも記憶に残っています。
また、定期的に消防署で『普通救命講習』を受講するなど、地域の安心・安全を守るためのスキルアップにも努めています。そして、後輩の育成も大切な仕事です。私自身も先輩方から多くのことを教えていただきました。特に近年は運転免許制度の改定により、消防車を運転できない若手団員もいるため、彼らが安心して活動できるよう、育成には今後一層力を入れていきたいと考えています。
【火災は減った?予防の大切さ】
日々火災予防活動に努めておりますが、ここ10年ほどは火災が減少傾向にあると実感しています。
その背景にはいくつかの要因があると思いますが、個人的に私の地域で思い当たるのは、
🔥コンロの性能が上がった: 最新の調理器具の安全機能が強化
🔥薪風呂が減った: 火を使う機会が減り、火災リスクが低減
🔥住宅用火災警報器の設置義務化: 14年ほど前に既存住宅も含め設置が義務化された
特に住宅用火災警報器の設置については、消防分団長と共に担当する地区をくまなく歩いて訪問・設置した事を思い出します。
そして実際に、”住宅用火災警報器の重要性”を痛感した出来事があります。
私たちの地域にお住まいの方が鍋の空焚きをしてしまったことがありました。
その際、煙が出て火災警報器が反応したことで、周囲が異変に気付いて大事に至らずに済みました。
火災警報器は定期的な点検(ひもを引っ張ったり、ボタンを長押しする)と、10年を目安とした交換が必要です。
高齢の方のみのご家庭では点検が難しい場合もありますので、周囲の方々が手助けすることも大切かもしれません。
これからの季節、暖房器具を使う機会は減りますが、火災の原因はそれだけではありません。
最近はリチウムイオンバッテリーからの発火事故が増加しており、加えてこの地域では草焼き(野焼き)による火災も後を絶ちません。
様々な安全装置が普及したことから火災のリスクは以前よりも減りましたが、完全に防ぐことはできません。
今一度、出火を防ぐためにご自宅の点検をしてみてはいかがでしょうか。
エール保険事務所では、皆様の安心・安全な暮らしをお守りするために、万が一の備えとしての情報提供も行っております。
ご心配なことがありましたら、是非お気軽にお近くのエール保険事務所各店舗(霧島本店・鹿児島支店・姶良支店・川内支店・鹿屋支店)までお問合せ下さい。
出典*総務省消防庁 ~住宅用火災警報器を設置しましょう~
☆トータルアシスト住まいの保険ー火災保険・地震保険ー ~東京海上日動火災保険株式会社~