【マナーを守る】自転車でも青切符に?!
子どもが高校生となり、最寄り駅まで自転車通学をするようになって1年が経ちました。
ここ最近は、高校生のヘルメット着用も見かけるようになってきています。
通学路にも慣れてきて近道を覚えたことで、細い路地から駅までの抜け道を使用して通学しているようです。
これもできれば大通りを安全に通学して欲しいのですが、当の本人は
『大丈夫。平気だよ!荒い運転はしないから!』と言います。
そうはいっても、最近では自転車での悪質な交通違反が後を絶たないことが問題となっています。
今年の3月には、自転車でも交通違反をしたら反則金制度の対象とする、いわゆる『青切符』による取締りの導入を盛り込んだ道路交通法改正法案が閣議決定されました。
そうなるとこれから2年くらいで施行され、自転車に対する取締りが大きく変わることになるようです。
しかも、その青切符の対象は16歳以上の利用者となり、施行された場合は高校生も対象となります。
まさにうちの子供も対象になるではありませんか。。。。
◇◆【青切符】交通反則通告制度とは◆◇
いわゆる【青切符】交通反則通告制度とは、比較的軽微な交通違反を反則行為とし、罰則適用に代えて反則金の納付という方法で処理するものです。
この制度で対象となる自転車による違反行為は、下記のような”比較的軽微な約112の違反行為”です。
・信号無視や一時不停止
・携帯電話を使用しながらの運転
・右側通行など通行区分違反
・自転車の通行が禁止されている場所の通行
・遮断機が下りている踏切への立入
・ブレーキが利かない自転車に乗ること
・傘を差したり、イヤホンを付けたりしながらの運転
などです。
またその違反行為による反則金は、5,000円~1万2,000円程度になるとみられています。
私も、毎朝玄関前まで子供を見送るのですが
『スマホながら運転してない?』
『両方の耳にイヤホンつけてない?』
『一旦停止無視しない様に!しっかり止まって確認して!!』
朝のバタバタの時間に言えることはすべて吐き捨てる!(笑)くらいの勢いで、子供に声掛けをして送り出しています。
きっと、
『朝からうるさいな、わかってるよ!何度も同じこと言わないでくれ。』
そう思っていることでしょう。
◇◆ “最低限のルール”を守ることを心がけましょう ◆◇
鹿児島県では平成29年10月から「かごしま県民のための自転車の安全で適正な利用に関する条例」の中で、
・中学生以下の子を持つ保護者に対し、乗車用ヘルメットを着用させること
・自転車利用者への自転車損害賠償保険等への加入
などを義務付けています。
このことから高校や中学校によっては、通学用自転車の製造番号や防犯登録の番号に加え、人身傷害や損害賠償保険への加入の有無を書面で提出させるところも多くあります。
子供さん自身のお怪我の補償や、お相手への損害賠償保険には加入されていますか?
一般的に言われる【自転車保険】は、他人への賠償保険と自転車に乗る方ご自身のお怪我の補償がセットになっています。
今一度、ご家族の加入状況を確認し、自転車事故にも備えましょう。
反則金を支払うような運転をしないことはもちろん、自転車に乗る際にはルールを守り安全運転を心がけたいものです。