お客様対応で心がけていること ~事務職Aの場合~
こんにちは。
3月は花粉が飛来する季節ですね。
そして、出会いと別れの季節でもありますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
◆◇ 不安でいっぱい、お客様先への訪問 ◇◆
私は、霧島市の隼人町にありますエール保険事務所の本店で事務をしております。
営業の社員ほど頻繁ではありませんが、私たち事務職のスタッフもお客様のご自宅や法人様先へお伺いすることがあります。
私の場合、書類の受け渡しや集金などでの訪問がもっぱらです。
最初の頃は、お客様先へ訪問することにものすごく緊張しました。
「担当の営業社員ではない私がお伺いして失礼ではないだろうか?」
「お客様にご不快な思いだけはおかけしないようにしないと!」
お客様先へ到着するまで、ずっとそのようなことを考えておりました。
しかし、そんなことを気にしたことが申し訳なく感じるほどに優しいお客様ばかりで、ほっとしたことを覚えています。
お客様とのコミュニケーションを取れるようになったポイントの一つが、自分自身の会話のハードルを下げたことです。
以前の私は、書類の受け渡しとはいえ「保険の話をしないと!」「契約の内容を確認しないと!」と考えすぎるために、うまく言葉が出てきませんでした。
そんな時、ふと手にした本の中に【会話のハードルを下げる】という内容の文章がありました。
・初めて会う時は、自分も相手も緊張している
・最初から難しい話題では盛り上がらない
・頭を使わない話題であれば、緊張がほぐれやすい
具体的にはこのようなことが書かれていました。
そして、ハードルを下げるための話題の一つとして【天気の話題】を挙げていました。
◆◇ 会話のハードルを下げるお天気の話 ◇◆
お客様との会話でうまく言葉が出てこないと感じていた私は、本に書いてあることをそのまま話してみることにしました。
「今日はいいお天気ですね。気持ちがいいですねー」
「雨が続いていますね。洗濯物は室内に干されてますか?」
といった具合に、です。
実際の会話の中に取り入れてみると、自分自身も少し気が楽になり、お客様へ過度に緊張することなく声をかけられるようになりました。
そういえば、何かで【共通の話題があると親近感を感じやすい】と書いてあるのを見たことがあるな~と思い出しました。
自分自身が気が楽になり、お客様との共通の話題でもあるお天気の話は、私にとってまさに【一石二鳥】でした。
◆◇ 相談したくなる人ってどんな人? ◇◆
私がこの会社に入社してから数年が経ちました。
そして、お客様先を訪問させていただく中で、
「そういえばあの保険の事で気になっていたんだけど…」
「保険の事であなたのご意見を聞いてもいいですか?」
とお声を掛けていただけるようになりました。
お声がけいただいた方の多くは、「細かいことだったので、今まで営業の方にはなかなか聞きにくくて」と遠慮をされていたことも分かりました。
自分自身がお客様と同じように何か聞きたいことがあった時、どんな人になら話しかけてみよう・相談しようと思うだろうかと考えました。
その時、一緒に仕事をしている先輩と同僚の顔がすぐに浮かびました。
二人の特徴は以下の通りです。
・いつもニコニコしていて穏やか
・動きも話し方もせかせかしていない
・じっくり話を聞いてもらえる雰囲気をまとっている
・同調する言葉を選んでいる
・誠実に対応してもらえそう
お客様にお会いする前には、まずは彼女たちをイメージして、それからお伺いするようにしています。
もちろん、全部を真似することは難しいですが(笑)
◆◇ 最後に… ◇◆
私がお客様対応をさせていただく中で、いつも強く感じることがあります。
それは、私自身がお客様にたくさん助けていただいている、ということです。
「最近会えなかったから心配したよ」
「制服変わったんですねー」
「いつもありがとう」
「急にごめんなさい!対応してもらえて助かりました!」
お客様にとってはいつもお話されていることかもしれませんが、私にとっては宝物のような言葉たちです。
これからも担当の営業社員はもちろん、弊社スタッフが一丸となって、お客様をお守りしてまいります。
お困りの事や気になることがあれば、ぜひお気軽にお声がけください。
心よりお待ちしております。
そもそも保険の代理店のイメージが湧かない…という方もいらっしゃると思います。
以前のコラムでも、保険代理店の仕事や役割について取り上げております。
・【代理店の仕事】保険代理店ってなんだろう?
・【マメ知識】保険代理店はどんなことをするところ?
是非ご一読ください。