◇◆ ”熱中症” にご用心 ◆◇
~今回は、霧島市にあります「エール保険事務所 霧島本店」よりお届けします~
子供たちの夏休みも終盤となりましたが、まだまだ暑い日が続いていますね。
夏の暑さからの疲れも溜まってくる頃かと思います。
皆さま、体調などお変わりございませんでしょうか?
この時期、毎日のようにニュースになるのが『猛暑と熱中症』の話題です。
先日のテレビニュースでは【北海道での熱中症多発】について放送されていました。
今年は初めて、”北海道でも全域に「熱中症アラート」”が出されたそうです。
暑いのは日本の南側(!)と思っていましたが、最近では全国どこでも危険な暑さとなっているようです。
◇◆『熱中症、甘く考えていました・・・』◆◇
お盆休暇が明けて会社に出社すると・・・
いつも元気ハツラツ事務職Aさん、なんだか少し元気がないようです。
理由を尋ねてみると、お盆休みになんと【熱中症】になってしまったそうです。
『 ”熱中症・熱中症”って聞くけれど、どこか他人事だと思っていたんですよね。
本当に反省しました。。。』
実は、子どもさんの部活付き添いで一日中体育館にいたところ、段々と気分が悪くなってしまったそうです。
病院にいったところ【熱中症】と診断され、点滴を受けたとのことでした。
話をきくと、彼女なりに気をつけて水分も心掛けて摂っていたそうです。
唯一心当たりがあるとすれば、1週間くらい前から “なかなか疲れが取れないなぁ~” と思っていたそうで、
『一番の要因は暑さに加えて、自分の体調の悪さを甘くみていたことでした。
皆さんも気をつけてくださいね。』
と話してくれました。
◇◆” 熱中症 ”になる2大要因 ◆◇
【熱中症】とは高温多湿な環境に長時間いることで、体温調節機能が働かなくなり、体内に熱がこもった状態になることを指します。
改めて調べてみると、熱中症を引き起こす要因には大きく分けて2つあるようです。
① 「環境の要因」・・・・気温や湿度が高い、風が弱い、日差しが強い など
② 「からだの状態」・・・激しい運動、暑さに体が慣れていない、疲れや寝不足など
「環境」と「からだ」の要因が重なった場合に、最も熱中症が起こりやすいとのこと。
この時期は屋外のみにかかわらず屋内においても、自身の体調次第ではいつ熱中症の症状が出てもおかしくない環境であることを意識しておいた方が良さそうです。
しかし、気を付けていても症状が出てしまった場合はどうしたらよいのでしょうか。
すぐにできる応急処置として、下記のような対応があります。
・涼しい場所に移動し、衣服をゆるめる
・体を冷やす(首の付け根、わきの下、足の付け根)
・経口補水液、スポーツ飲料か、薄い食塩水などを飲む
自力で水分が摂れない場合や意識がない場合は、迷わずすぐに救急車を呼びましょう。
◇◆ 暑さによる【体調不良】 できる対策 ◆◇
皆さんは「熱中症警戒アラート」をご存知でしょうか。
環境省と気象庁から熱中症予防対策として、令和3年からは全国を対象に情報発信されています。
「熱中症警戒アラート」が発表されると、熱中症の危険性が高まった場合にアプリやメールなどで注意を促す通知を受け取ることができます。
このようなサービスを活用されてみるのはいかがでしょう。
出典:環境省~熱中症警戒アラートのメール配信サービス(無料)~
また、熱中症対策にはエアコンの活用が欠かせません。
しかし逆に、エアコンの冷えや外気との温度差から「寒暖差疲労」が起こってしまうこともあるようです。
これは、自律神経の乱れから起こるそうで、食習慣や生活習慣の改善からも予防できるとのこと。
やはり普段から疲れを溜めず、健康的な生活を送るよう心掛けることが大切ですね。
◇◆ 終わりに ◆◇
今まで、「熱中症は事前の対策で防ぐことができる」と考えられることが通常でした。
しかし最近の日本の暑さは、仮に充分な対策をしていたとしても、予想を超えて熱中症になってしまう危険性があります。
熱中症対策を心掛けると共にいざという時の補償や、現在ご加入されている保険の付帯サービスも一緒に確認されてみるのもいいかもしれません。
コロナが5類感染症に移行したことで数年ぶりに花火大会やその他様々なイベントが各地で再開されております。
夏休み、久しぶりの明るい話題に気持ちも明るくなりますね。
まだまだ9月も厳しい残暑が続き、記録的な暑さになるという予報も出ているようです。
熱中症に充分気を付けながら、残りの夏を楽しんでお過ごしくださいね!
過去のコラムでは、【保険の付帯サービス】についてもご紹介しております。
よろしければ、そちらも合わせてご覧ください。
旅先で発熱?!こんな時に役立つ付帯サービスとは