『あれ、アレ、ARE…!?』~健康な脳を保つために~
12月も半ばを過ぎ、年末に向けて慌ただしさが増すこの時期。
しなくてはならないことも多く、ついうっかり…ということもあるのではないでしょうか。
『◯◯さん、さっきのアレ、やっておきました〜』
うちのオフィスでたまに聞こえてくる会話です。
もちろん、私自身が「アレ」を連発している当事者であることも少なくありません(笑)。
すると周りの方に「アレだけで伝わるなんてすごいね!」なんて言われ、ひとしきり笑い合った後に正しい言葉が出てきて、お互い確認作業をする…なんてことがあります。
最近は、とにかくすぐに言葉が出てこないのです。
私は40代前半ですが、この数年で
・頭の中では浮かんでいるのに口から出てこない
・そもそも思い出せない
という場面が増えてきました。
人生の先輩方からは「まだいい方よ〜」というお声をいただきつつも、やはりそれなりに衰えを感じざるを得ません。もちろん年齢に逆らえない部分もありますが、『この症状を何とか食い止めなければ!』という思いも。今の年齢から言葉に詰まることが増えると、将来、特に認知症のリスクが心配になってしまいます。
◇◆ 脳の健康状態を数値で知る ◆◇
『何としても健康な脳でいたい!』と思い、色々と調べてみたところ、最近は 「BrainSuite(ブレインスイート)」 という新しい検査があることを知りました。
これは、従来の脳ドックでは難しかった【海馬の大きさをAIで測定できるもの】だそうで、一般的に記憶力が高い人ほど体積が大きい傾向にあるようです。
📖海馬とは・・・
海馬は、実は私たちの毎日を支える、とても大切な役割を担っています。
① 記憶の「入り口」であり「仕分け役」
海馬は、新しく出会ったことや学んだことが最初に運び込まれる「記憶の受付窓口」です。
不要な情報:あまり使わないものは、自然に消去されます。
大切な情報:何度も使う知識や強い思い出は、長期保存のために脳の別の場所(大脳皮質)へ送られます。
② 何歳からでも「成長」できる
脳細胞は増えないと思われがちですが、海馬は別です。
「神経が新しく生まれ変わる」という珍しい特徴を持っており、大人になっても、さらには高齢になっても、努力次第でその機能を維持・向上させることができます。
③ 自分で「育てる」ことができる
海馬はとてもデリケートですが、以下の3つの生活習慣を整えることで、萎縮を防ぎ、大きく保つことができると言われています。
運動:軽いウォーキングなどが効果的です。
睡眠:寝ている間に、海馬は情報の整理を行います。
食事:バランスの良い食事が脳のガソリンになります。
アルツハイマー型の認知症は、海馬の萎縮から始まるようです。
今の自分の脳の状態を知ることで、認知症のリスクを減らすことができるなら、私自身も一度受けてみたいなと感じました。
今のうちから改善できることに取り組み、少しでも健康な脳を保ちたい。
◇◆今、できることを始めたい◆◇
最近では、
・認知症と診断された際に一時金が受け取れる保険
・所定の状態になった際に、その後の生活費として年金のように給付金を受け取れる保険
など、様々な備え方があります。
私たち保険代理店としても、認知症などの「もしも」に備えるために、保険の面からも皆さまをサポートさせていただきたいと考えています。
今年も年末年始を迎え、久しぶりにご家族全員で顔を合わせて会話をする機会がある方も多いのではないでしょうか。
そこで、「アレ取って」「アレどこ行った??」など、『アレ』だけで会話が成立!とならないよう(笑)、お互いに意識して脳を使う会話を心がけたいですね。
そして是非、「最近、ちょっと言葉に詰まっちゃって…」といったような自身の衰えや健康不安への備え方など、ご家族で話す良い機会となればと願っております。
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