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電動キックボードの自賠責って・・・?

私は保険代理店の仕事の中でも、法人様を始めたくさんの自賠責保険のお手続きをさせていただく機会があります。
そこで今回は、“自賠責保険”についてお届けしたいと思います。

自賠責保険とは?

自賠責保険とは、交通事故で人身事故を起こした場合に、被害者の身体に与えた損害を補償するための制度です。
バイク(二輪自動車)や原動機付自転車(原付)を含むすべての車両に加入が義務づけられており、期限切れや未加入のまま走行をした場合は法律で罰せられます。
また、自賠責保険へ未加入の状態で交通事故に遭った場合、被害者に対する損害賠償はすべて加害者の自己負担となってしまいます。

先日、エール保険事務所に電動キックボードの自賠責保険加入と任意保険加入のご依頼がありました。

保安基準を満たす電動キックボードには、自動車や原付と同じように自賠責保険の加入が義務付けられています。
保安基準を満たした車両で、運転者が16歳以上であれば、免許証が無くても公道で乗ることが可能です。
しかし、公道を走るためにはナンバープレートの装着と、自賠責保険に加入したうえでの自賠責ステッカーの貼付けも必須。
飲酒運転はもちろんのこと、16歳未満の運転は禁止ですし、安全の為にはヘルメット装着も必要です。

また、一定の基準を満たす電動キックボードは、「特定小型原動機付自転車」と定義され、基準を満たしていない商品では公道を走行することはできません。
確認する方法のひとつとして、基準を満たす電動キックボードの車体には「性能等確認済」を示すシールが貼付けてあるそうです。
運転する際には基準を満たした車両であるかどうか、自分自身でもきちんと確認する必要がありますね。

自賠責保険 どちらでご加入されていますか?

ちなみに、皆さんが普段乗られているお車は、車検を受けるためにも自賠責保険への加入が義務づけられています。
また自賠責保険は、ほとんどの自動車販売店舗や修理工場、損害保険会社などで加入・更新することができます。
任意保険と違い、自賠責保険は全国同じ補償で同じ保険料であるため、補償内容を考えたり、保険料を気にしたりせず、車検の際に同時加入する方がほとんどではないでしょうか。

私もこの保険の仕事を始めるまでは、車を購入した際に同時に自賠責保険に加入し、その後は車検の度に車検を受けた先で更新してもらっていることがほとんどだったため、自賠責の保険料をいくら払って、どこの保険会社に入っているかもわからずに過ごしていました。

しかし、万が一事故にあった際は”自賠責の保険会社”と”任意保険の保険会社”が同じであれば、保険金の請求お手続きも一括して対応することができるのでスムーズに進みます。

また、普段から更新のお手続きなどでお話しする機会の多い担当営業担当者に”一緒に任せておくと安心”ではないでしょうか?

自賠責証明書の支払い方法が増えました!

自賠責保険においては、損保業界共同となる新たなシステム【One-JIBAI】がサービスインしました。

従来ですと自賠責証明書をお渡しする際に、現金で自賠責保険料を集金させていただいておりましたが、共同システムの提供により、なんと、クレジットカードでのお支払いもできるようになりました!
しかも、変更お手続きについては、一部自分自身でネットから申請いただけるサービスもスタートしております。

One-JIBAI【Webでできる自賠責の申請】
・「契約内容の変更・解約(解除)・訂正手続き」
・「証明書の再交付手続き」
・「お手続き状況の確認」
*出典:自賠責保険(強制保険):名義が変わった(権利譲渡) ~東京海上日動~  

今後は新たに自動車を購入されたり、車検を受けられたりする際には、是非【エール保険事務所】を思い出していただけると幸いです。

そして、自動車保険だけに限らず、火災保険や生命保険なども各種取り扱いしております。
是非、皆様からのお問い合わせ・ご相談お待ちいたしております。

自賠責保険と任意保険の違いにつきましては、こちらを併せてご覧ください。
~自動車保険のハ・ナ・シ ~自賠責保険と任意保険~

*出典:~国土交通省~保安基準に適合した電動キックボード等を購入・使用しましょう! ~インターネット等において販売されている車両に気を付けましょう~

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