特定保健指導【食欲の秋だからこそ】
「食欲の秋」と言いますが、おいしい新米も出回る季節となりました。
秋になると夏の暑さから解放され、過ごしやすい気候となることで食べ物がおいしく感じられますよね。
今回は、1年の中でも”食欲のピークを迎える今だからこそ”のお話です。
皆さんは毎年、健康診断を受けていますか?
若い方や健康に自信のある方はあまり関心がないかもしれません。
職場などで健康診断を受診すると、後日健診結果が送付されてきます。
と同時に、その結果次第では「特定保健指導のご案内」も一緒に届くことがあります。
【特定保健指導とは】
健康診断の結果、メタボリックシンドロームのリスクがあると思われる方を対象に行う健康サポートです。
対象者は、40歳から74歳のすべての方で
・腹囲が 男性で85㎝以上、女性で90㎝以上
または
・BMI(BMI = 体重kg ÷ (身長m)2)が 25以上の人
の中から、血圧・血糖・脂質リスクが1つ以上あれば特定保健指導の対象になります。
この指導は、保健師または管理栄養士の方が職場などに来てくださって、健康に対して「自己管理ができるように」とアドバイスやサポートをしてくれるものになります。
【メタボリックシンドロームとは】
運動不足や不適切な食事、喫煙等が積み重なり、お腹回りに内臓脂肪がたまることで悪玉ホルモンが分泌され、高血圧・高血糖・脂質異常等が起こり、生活習慣病になっている状態のことを”メタボリックシンドローム”と言います。
この状態を放置していると、動脈硬化等が急激に進み、脳血管疾患や心疾患等の重大な病気になる危険度が高くなります。
もちろんお薬等での治療も有効ですが、内臓脂肪の蓄積がある限り根本的な解決にはなりません。
特定保健指導を受けて生活習慣を見直し、適度な運動やバランスの良い食事、禁煙等に取り組むことが重要です。
【特定保健指導 目標とゴール】
特定保健指導の内容は、目標設定からゴール・振返りまでのサポートです。
◆目標と行動の設定◆
・20~30分の初回面談の実施
事前に記入した「生活習慣についてのおたずね」に基づき、ライフスタイルや体の状態に合わせた運動や食事、喫煙、飲酒等の生活改善に向けた取り組みを個別具体的に提案し、健康に向けた目標と行動計画を一人一人に寄り添って考えてくれます。
◆3~6ケ月のチャレンジ◆
・行動計画を実践
進捗状況を保健師または管理栄養士等が電話やメールでのサポートをしてくれます。
◆ゴールと振返り◆
減量等、目標を達成できたかの確認を行うとともに、引き続きの健康づくりについての取組をアドバイスしてくれます。
【『特定保健指導のお知らせ』が!!】
私事ではありますが、残念ながら今年もまた「特定保健指導のお知らせ」の案内が届いてしまいました。
過去3回の保健指導を受けて一時的に改善傾向に向かうも、元の生活習慣に戻ってしまっています。
動脈硬化の危険性があり血圧上昇の指摘も受けているので、保健師の方の指導・フォローを受けながら、内臓脂肪を減らし、今年こそメタボリックシンドロームから卒業したいと思います!
このように、実は身近な生活習慣病。
最近では、生活習慣病を早期発見から長期治療まで手厚く保障できる保険もあります。
大事なのは今の自分にあった内容で、”必要な時にしっかりと給付金が受け取れる”状態にあることです。
エール保険事務所では保険に加入する前はもちろん、ご加入後のライフスタイルの変化に合わせた見直しなど、様々な情報提供を行っていますのでお気軽にご相談ください。
これから先、寒くなると外出やお散歩も億劫になりがち・・・
少しでも気候の良いこの時期に、散歩や運動ができると良いですね!
また過去のコラムでは、弊社若手社員の ”健康への取り組み” を紹介しております。
よろしければ、是非こちらもご一読ください。
~【健康診断】自分の体と向きあうキッカケとなったこと~
出典*鹿児島県ホームページ「特定健診の真実」