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道路緊急ダイヤル(#9910)

先日、主人の運転で高速道路を走行していると、なんだか前の車の動きがおかしい。
急にゆっくり走行したり、ふらふらしたりしているような・・・
前方車両はしばらくそのまま走り続け、トンネルへと侵入しました。

「大丈夫かな。」と心配だったので、車間距離をしっかり取りつつ、様子をみながら走行していました。
トンネル出口まであともう少し、というところで突然・・・
前の車両のタイヤがバーストし、その瞬間に何かが飛んでいくのが見えました。

その車はトンネルを抜けてすぐに左の路肩に車を止めましたが、私たちはすぐに止まることはできず、そのまま横を通過しました。
すると、運転していた主人から、
「#9910に電話して、『前の車がバーストして、トンネル内にフェンダーが飛んだはずなので、対応お願いします』と伝えて。」
と言われ、初めて【#9910】へ連絡をしました。

電話をかけると、
①道路名
②進行方向の確認
③落下物
について質問がありました。

私は、○○方向に向かって走行中、○○トンネル出口手前で前の車の左前タイヤがバーストした事、
車両はトンネル出口の路肩へ停車した事、
トンネル内にフェンダーが落下した事を伝えました。
すると、
「落下物の大きさはどのくらいですか?」と質問を返されました。
『落下物の大きさ・・・??一瞬過ぎてサイズ感がわからないです。』と伝えると、
「30センチくらいですか?もっと大きいですか?」とさらに質問があり
『もっと大きいと思います・・・』としどろもどろになりながら、なんとか電話を終えました。

道路緊急ダイヤル(#9910)とは

私自身はというと、運転免許を取得して数年経ちますが、この出来事は初めての経験となりました。
皆さんは、この【道路緊急ダイヤル(#9910)】をご存知だったでしょうか?

後から、道路緊急ダイヤル(#9910) – 国土交通省 – で調べてみたところ、道路の穴ぼこ、路肩の崩壊などの道路損傷、落下物や路面の汚れなど、道路の異状を見つけた時の通報窓口のようです。

【#9910 通話方法】
 ・固定電話・携帯電話どちらからでもダイヤル可能で【24時間受付】です
 ・全国共通の4桁番号「#9910」(高速道路、国土交通省が管理する国道、都市高速道路など全て対象)
 ・#9910発信すると、音声ガイダンスが流れます
  →ガイダンスに従って、道路名を選択すると該当する管理者につながります
  (道路名・進行方向・キロポスト*・周辺の施設名等を確認しておくとスムーズです)
 ・令和6年3月からは、LINEアプリによる通報もスタートしているようです

*キロポスト(距離標)とは・・・道路端に設置されており、その路線の起点(例外あり)から約何キロの地点であるかを示している標識で、道路の住所のようなものです。(形状は様々)

道路上での落下物の責任は、落とし主にあります(道路交通法第75条の10)。
しかし、落とし主が分からないケースも多々あるようです。

【自動車保険】補償内容の確認と見直しを!

では万が一、落下物にぶつかってしまったら。。。??
自動車保険は役に立つのでしょうか。

自分の加入している保険の内容がいまいちよくわからない・・・
案内をしてもらったときは納得して入ったはずなのに、よく覚えていない・・・

そんな時は、お近くのエール保険事務所(霧島本店鹿児島支店姶良支店川内支店鹿屋支店)までご連絡ください。

【もしも】の時のための保険です。
卒業シーズンを迎え、”子供さんが新しく運転免許証を取得”される時期にもなりました。
自動車保険には運転者条件があり、場合によっては子供さんが運転した場合に補償対象にならないケースもあります。

これを機にご自身の自動車保険の補償について、再度ご確認されてみてはいかがでしょうか。

過去のコラムでは、子供さんの免許取得に伴い、自動車保険で確認が必要な場合について詳しくご案内しています。
よろしければ、是非こちらを参考にしていただけますと幸いです。
*~ 子供の運転免許取得時には自動車保険も確認・見直しを ~

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