~【熱中症】への備えについて ~
先日の台風では、ご自宅やお車など被害はございませんでしたでしょうか。
台風は過ぎ去ったものの、お車での移動や自宅周辺の片づけ作業などの際は引き続き十分にご注意くださいね。
また、被害等がございましたら遠慮なく弊社各支店までご連絡ください。
さて、今回のコラムは・・・
まだまだ心配される【熱中症】について、”霧島本店”からお届け致します。
突然ですが、皆さんは今年”花火祭り”に行かれましたか?
私は霧島市に在住しており、ボランティアで地域の花火祭りの実行委員に参加しております。
花火祭りでは抽選会や舞台、子供たちの魚のつかみ取りなど催しも実施しており、今年も無事に8月初旬に終えました。
今年も大変暑い日でした。
「年々暑さが厳しくなっている」と多くの方々がおっしゃいますが、皆さんはどうお感じでしょうか。
夏祭りの実行委員は当日までに、数回の打合せ・各担当による外部業者とのやり取り・協賛金のお願い・草刈りや駐車場のライン引きなどの環境整備に取り組みます。
そして当日を迎えますが、その当日も午前中から会場設営や荷物の搬入をし、来場客がいらっしゃる時間帯になれば各担当に分かれそれぞれの係りを担います。
私は炎天下での作業に体が慣れていないため、ペットボトルの飲み物を何本飲んだことか・・・。
午後からはやっと体も暑さに慣れ始め、少し調子が戻ったような感じがしました。
私も暑さで体のだるさを感じたところでしたが、来場客の皆様も同様だったと思います。
熱中症かと思われますが、横になられ救急車で運ばれた方々もおられました。
救急車の到着前までは救護班による看護が行われておりましたので応急処置はできていたと思いますが、やはり心配です。
そこで、熱中症の予防対策と熱中症時の応急処置について紹介したいと思います。
◇◆熱中症の予防対策と熱中症時の応急処置◆◇
【熱中症の予防対策】
・発汗により失われる「水分」「塩分」を補給する
・体の疲れや睡眠不足は熱中症になりやすいため、体をしっかり休める
【熱中症時の応急処置】
・直射日光を避けられる涼しい日陰に移動する
・首筋、脇下、足の付け根、足首など、これら動脈の箇所を冷却し体温を下げる
・予防対策と同様、「水分」「塩分」を補給する
(ハイポトニック飲料・経口補水液の接種が望ましい。*詳細はエールブック第21号参照)
・回復まで休息し、回復しないようであれば救急車を呼ぶ
私も過去に子供と野球観戦に行った際、『熱中症になりかけたのかな。』という経験があります。
今思うと炎天下にいきなり出て、暑さに体が慣れていなかったのかもしれません。
立ちくらみ程度でしたが、そのまま観戦を続けていたら救急車で運ばれていたかもしれないと思っております。
◇◆【熱中症】~企業ができる対策~◆◇
さて、熱中症への対策などご紹介してきましたが、ご自身やご自身の会社の補償(保障)は万全でしょうか。
熱中症(重症化)に不安を感じられる方、
勤務中に従業員が熱中症となってしまう恐れがあるとお考えの会社経営者の方、
ご自身と自社の備えは十分でしょうか。
作業現場等で熱中症対策を怠ったため勤務中に熱中症となった場合は、企業側が安全配慮義務違反と認められる可能性が出てきます。
最近では、熱中症で死亡というケースも珍しくありません。
水分や塩分の補給、休憩の時間など十分な配慮をする必要があります。
特に法人の場合、労災に加入しているだけでは補償不足です。
入通院で済めばまだしも、それ以上のケースも想定し補償(保障)を確認されることをお勧めいたします。
是非、私共が扱う労災の上乗せ補償で自社や従業員様をお守りしてください。
エール保険事務所では全員が毎週の勉強会などを通じ、最新の情報をご提供できるように日々研鑽に努めております。
現在ご加入の保険で分からないことがあったり、保険はどこに相談すれば良いか分からなかったりされる場合は、弊社各支店(霧島本店・鹿児島支店・姶良支店・川内支店・鹿屋支店)までお気軽にお声かけください。